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働きたいことより働き方なのかもしれない

コロナ禍開始から今までずっと在宅勤務をしている。
ずっと、というと若干の語弊はあるものの、マックスで週2出勤くらいで今はのらりくらりとフル在宅をしている。
在宅で事足りる仕事をしているうえ、オフィスが縮小して席がないというのもあり、そこはうまくやっているつもりだ。

春の花粉に悩まされることもなく、
夏の暑すぎる寒すぎる冷房に無駄に体調を崩されることもなく、
秋の食事の誘惑に惑わされることもなく、
冬の服装に迷うこともないのはとても大きい。

特に体調が悪い時、腰が痛いお尻が痛いときに横になれるというのはすごく大きい。
更に包み隠さず言うと、生理の時にめちゃくちゃ助かる。
生理痛が重いというわけではないのだけれど、量が多く、期間が長い。
やはり出社するとナプキンを替える頻度が少なくなって気持ちが悪い。
家を出て帰るまでに定時退社で約12時間、これを世の女性はポーチ一つで乗り切るの本当かと思う。
出社していた時はトイレにある秘密の引き出し(イケてるオフィスでは鍵がつけられるあれ)にナプキンを大量に入れていたのだけれど、オフィスが変わりそれができなくなった。
あまり人とそういう話が出ないものの、これで困っている女性は多いのではないだろうか。

チャットもZoomもあるし、対面でできないから仕事が止まるということはほとんどない。デメリットといえば体重が増えて健康診断に引っかかるくらいだけれど、まあそれはいいや。

今後、というか社内で出社頻度を増やそうとしている動きを感じる。
そうなったら私は多分今度こそ転職したいと強く思う、フル出勤になるくらいなら在宅を認めてくれるところで働きたいからだ。

自分は一応IT企業で働いている(いわゆるSEだったけど今は微妙に違う仕事をしている)のだけれど、ふと自分がなんでIT企業を就活で受けたかを思い出した。
都会で働きたかったからだ。
元々関東に住んでいるし、都会で働きたいというのは地方から出た人とは感覚が違うけれど、要するに自分が学んだことを活かせる地方の仕事より、自分が学んだことではない都会の仕事をやりたいと思ったからだ。
都会にそこまで拘った理由は思い出せないが、結果的にその後がっつりオタクになってこの都心に近いことがかなりメリットになったので良かったと思える。

10年近く働いたが、自分のやりたいことはよくわかっていない。未だに会社のキャリアプランを空白で出す、遅れてきた反抗期のようなことをやっている。
だけれども自分がしたい働き方というか、出社よりは在宅メインで働きたいという意思は強いなあと思った。しかしキャリアプランにはそれを書く欄がない。
そのためには自分が家でも働けるようなスキルをつけないといけないなと、そんなことをふと思ったのだ。何すればいいんだ?

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