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179.なんで時代が変わると古いモノが売れるんだろう。


皆さんこんにちわ。
1週間お疲れ様でした。


最近、レコード市場が盛り上がっているんです。米国ではレコードが、CDを上回ったという全米レコード協会の昨秋の発表は、衝撃でした。
日本でもレコードの売り上げはこの10年で10倍以上になりました。カセットテープ市場も、世界的ミュージシャンが続々参戦し、熱を帯びており、サブスクリプション(定額制)の配信によって千円程度で数千万曲が聴ける時代に、なぜアナログが人を引きつけるのだろう。


レコードに限った話ではなくファッションにも同じことが起きます。ここ何年間か古着ファッションが流行っています。ファッションは20年周期というものがありまして、20年前に流行っていた服が現代にまた流行ることはよくあることだそうです。


居酒屋もそうですね。最近、"ネオ居酒屋"と言われる昔ながらの雰囲気や漫画風を演出しているお店が大流行しているんです。

(Yahooで調べた画像を添付しています。)


今回のテーマは「なんで時代が変わると古いモノが売れるんだろう。」というお話をしたいと思います。



変化が激しい時代(VUCAの時代)と言われている現代では、新しいモノが生まれては消えてを繰り返しています。
便利な商品、サービスが溢れかえっている。



皆さんは商品やサービスに対して何を求めているでしょうか。



おそらく便利で快適なモノって結構、飽きてるんじゃないかな。
もう皆さんの周りには、そういう商品とかサービスって溢れ返っているじゃないですか。




これは、山口周さんの「ニュータイプ」という本で掲載がありますが、役に立つモノより意味があるモノに消費者は求める時代になったということです。
本の中では、モノではなく人です。


本の概要欄はこちら。



役に立つ→意味がある時代ということを踏まえた上で、現在では何が流行っているか深掘りすると「古いモノ」に人が求めていることがわかります。



たとえば、女子高校生が喫茶店でメロンソーダを頼むとか、1960年代の曲が海外で大ブームが起きているとか。レトロな家具とかね。
もう何なんだ!この時代は!と思っています。



新しいモノが生まれては消えて、その消えた商品やサービスが大流行する。
何が売れるか見通しが尽きません。


より一層、消費者のニーズや行動を分析することが重要だと思っています。
分析した上で、どのような商品やサービスを作っていくか。
西野さんの様にお客さんと共に作る方法もあります。(プロセスエコノミーって言うよ。)



昔のモノだからといって切り捨てする必要はありません。消費者の気持ち汲み取って自分が何を作りたいのか考えることが大切です。
これは売れないだろう、と思っていた商品が爆発的に売れる可能性は全然あります。
自分が作った理由はこれだ!という想いに共感して購入されるケースがありますからね。
ちなみに僕自身も想いに共感して購入することありますよ。


オンラインサロンに人が集まる理由ってそれじゃないですか。
サロンオーナーに共感して応援したいから加入する。
クラウドファンディングもそうです。


まとめると、、


なぜ古いモノが流行しているのは、、

「役に立つ便利な商品やサービスではなく意味のある商品やサービスに移行しつつあるから」です。


意味のある商品やサービスとは、

エモいとか懐かしいとかオリジナリティとかパーソナリティ等の要素です。



超エンタメ時代ですね。


本当に面白いですよ。


この時代をとことん楽しんでいきましょう。


それでは楽しい土日をお過ごし下さい。


応援しています。


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