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どんな漢字が隠れているかな?

授業をしていて困ったことはありませんか。とくに新人さんだと、残り時間をどうやりくりするかは、ある意味深刻な問題です。早く終わらせても何も言われない学校もあれば、きっちり時間どおりでないと叱責される学校もあります。10分程度あればその日の復習にあてればいいのですが、5分以下だと中途半端ですよね。

4×4マス

そんなとき私ならこんなゲームをします。まず4×4マスの図形を電子黒板に映し出します。

パネルを2枚抜き

パネルをランダムに抜いていきます。「これは何でしょうか?」


パネルを4枚抜き

つづけていきます。4枚抜きました。


パネルを6枚抜き

ここまでくると、あちこちから声があがります。ヒントを出しましょう。「明けない〇はない」


パネルを8枚抜き

もうお分かりですね。この漢字の書体は「教科書体」といって日本語教育のスタンダードですが、実際には「夜 書道」などで検索した崩し文字を使うと、難しくなって盛り上がります。中国人に圧倒的に有利ですが。

シンクロセルでは

シンクロセルに応用してみましょう。


順番に開けていく

開けるパネルは上下左右の4か所、各9つですが、中央を見せるとすぐにわかってしまうので、周囲の8つに限定します。対抗戦で勝負します。

2枚目を抜く

対抗戦は2人でも4人でもできます。先にわかった人が勝ちです。

3枚目を抜く

ここまでくるともうわかりますよね。その日やった授業の復習もいいのですが、クールダウンはやっぱりほっとできるものがいいのではないでしょうか。

正解!

パズルやゲームを全員参加でやると、高揚感(絶対、あててやる!)や達成感(どんなもんだい!)が生まれます。意外と静かだった学生が、身を乗り出して回答するといったこともあるので、興味のある方はどうぞおためしあれ。

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