濱松哲朗

1988年東京都生まれ。茨城県出身。短歌・評論・随筆・小説など。「塔」所属。「京都ジャンクション」「穀物」同人。H2O企画「Tri」メンバー。個人サークル「遠足前夜」。

6のつく日に書く日記(39)

2020.04.17. なんか炎上案件が流れてきたな、と思って確認したら、火元が今度デビュー作が3つ目の版元で再文庫化される某作家で、その小説はとても好きな作品なので、なん…

「塔」2020年5月号(月詠)

帰宅即寝落ちした日の翌朝は一本釣りのやうに目覚める 仕方なく朝のコンビニ 肉まんは買つたそばから口につめ込む 肝心なところで今日もやらかして声と呼吸がこなごなに…

夜の貨物列車

小さい頃から貨物列車が好きだった。ブルートレインを引っ張る姿も、長い貨車を延々と運んで通過していく様も、良いなあ、カッコイイなあ、と思いながら写真集をめくったり…

図書館と鼻血

水戸駅北口から茨城県立図書館へ向かう坂道は、中高の6年間を通して何度も往復した道である。 慣れた道だから、茨城に住んでいる頃は特に何も思うことも無かったのだが、…

「または、最善説」30首(「穀物」第2号)と、いくつかの異稿

はじめに 2015年11月発行の「穀物」第2号が完売したので、掲載作「または、最善説」30首を公開します。この連作は、作者としてはあまり出来の良いものではなかったと感じ…

Dead Stock(12首)

もうすこし美しくなるはずだつた器が誰の心にもある この街を消費してゐる僕たちはイオンに寄つてから大学に行く 新設の書架のひかりを浴びながらレーニン全集、とほい呼…