真夜中の曲がり角で待ってる
君は知っている?
あの町は 町ごと眠ってしまう事を
この街では 黄色い車に囲まれて動けない事を
君の知っている町が 知らない町になって
僕だけだった街が 君もいる街になっていく
交わらないはずの世界に
それこそ夢のように
知らなかった時の狭間が現れて
丸い球を反射しながら
このトンネルに吸い込まれて たどり着く
チャールストンカフェで待ってる
ストップモーション映画をなぞりながら
君がこの夜にたどり着いたら
すぐにでもこの『クリスマス』をあげたい
だからもう このままこの夜にいていいかな
だからもう この夜を走ってくれないかな
夜明けに追いつかれないように
明るむ空がこんなにも切なかった
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