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毒親|不倫の子はプリン


私は「プリン」です。

吉瀬美智子さんが主演のドラマ「ハガネの女」で、「不倫の子はプリン」といじめられる話がありましたよね。

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私は、親世代の人、今の年齢で言うと、
45〜55歳くらいの人を好きになりがちです。

振り返ると小学生の時からその気質はあり、学校や習い事の先生、取引先の方など、ちょっと優しくされると、自分のことを大切にしてくれているのかも?と勘違いして、娘のように可愛がってほしい、と願い、その優しさや愛情を自分だけに向けてほしいと独占欲が働いてしまいます。

親世代なので、もちろん妻子持ちの方もいるし、異性に限らず同性の方も好きになってしまいます。

なぜこんな歪んだ恋愛をしてしまうのだろう、と考えた時に思い浮かぶことは【毒親の元で育ったから】ということと、【双子だから】というです。

私の母親は暴力はありませんでしたが、いわゆる毒親、と呼ばれる親でした。

私が小学生の頃から母は毎日お酒に飲まれ、「お前は失敗作」「死ね」「殺す」「出ていけ」と暴言を吐かれていました。
そして不倫をしていました。

また、私は双子で、何でも「はんぶんこね」と言われて生きてきました。
不倫をしている親の元で育って、親からの愛情を感じにくい環境だったのに、
それにもって幼い時から何でも2人で「はんぶんこ」だったので、残りの半分の愛情を、どこかで埋めようとしていたんだと思います。


そしてこの経験から「親からの愛情」を親以外の人に強く求めてしまっていたんだと思います。


その結果、娘のように可愛がってほしい、という想いが強すぎて、
親心で接してくれる年上の方を好きになるようになってしまいました。

私の好意は基本実らないし、親が不倫している子供の苦しみは分かっているつもりなので、自分から手を出すことはありませんが、恋心に変わりはないので、相手から求められると悩みながらも相手のところに行ってしまう気もします。

親の不倫に子供として深く傷ついて、「不倫は絶対にダメ!」「許さない!」くらいの気持ちで生きていましたが、そんな親の姿を見て育った私も、いつ「プリン」になるか分からない、プリン予備軍でした。



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