英文読解における原理原則
英文を正確に読むうえでの原理原則は何でしょうか。それは,
形と意味の両面性を意識する
ことです。もう少し言えば,
形→意味
というプロセスを意識することです。
「形」とは「文構造」です。
「形」とは,構造です。構造の基本は,
品詞,文型,修飾関係
です。
これを教えてくれるのが,こちらです☟
これを土台にして,「意味」を捉えます。「構造」だけでは「意味」が確定しない場合もあります。このときに強引に単語の意味だけから考えてはいけません。困ったら,原理原則に戻ります。
形→意味
です。「構造」すなわち「文法的側面」から考え,意味が複数通りある場合,文意を考えるということです。
それを教えてくれるのが,こちらです☟
最後に「意味」を捉えるときの基本です。わからない単語がでてきたり,複数の意味があり,どの意味かがわからないときは,強引に訳してはいけません。そのようなときは,
指示語の追求
類似表現の追求
です。
形式的な追求
をすることで,客観的に意味を確定できます。やはり,
形→意味
です。
それを教えてくれるのがこちらです☟
このように,東大の入試問題は,
英語学習の原理原則
を全国の受験生や指導者に示してくれます。
「東大=難しい,自分には必要ない」
と考えるのはもったいない
ということです。したがって,
東大を受ける人もそうでない人も,やる価値がある
ということになります。
しかも,東大は難しい単語を簡単なものに書き換えてくれている(しかもかなりの数)ので,語彙の壁にぶつかることが他大と比べ少ないので,英語学習における原理原則を学ぶには非常にいい素材が多いです。
難関大を目指すという人,大人になって英語をやり直したいという人にとって東大の入試問題は有用です。