ノートの使い方
皆さんは,どのようにノートを使っていますか。
先生が書いた板書をただ写す
という人もいるかもしれませんが,やはり成績の良い人とは,ノートの取り方にも工夫があります。たとえば,頭のいい人でノートをぎゅうぎゅうに詰めて書く人は少ないです。
あとで書き込みができるように,余白を残しておきます。
さらに,ノートを取るときも,
思考プロセスを残したノート
を意識することが大切です。いわゆる「きれいにまとめたノート」を作りたくなるかもしれませんが,それなら参考書でもいいでしょう。
たとえば,英語であれば,複雑な構文であれば,どう間違える可能性があり,取り間違えたときにどのように頭を働かせて修正するのかなどが後でわかるように書いておくのは効果的です。数学であれば,計算過程を写すのではなく,計算は自分でし,間違えたところを残しておけば,自分の弱点発見につながります。歴史であれば,結果だけではなく,プロセスを記しておくことが大切です。このプロセスが,いわゆる「歴史の流れ」の部分で,論述問題ではここが大事になります。
これらについては,授業ではたいてい口頭で話されることが多いと思います。だから,必要に応じてメモを残していく力が必要だということになります。
また,どんなノートを使うかも大切です。表などがすぐに書けるよう,「ドット入りノート」もありますが,個人的に
「5mm方眼用紙」
はお勧めです。文字の大きさなどは「無地のノート」と同じくらい自由がきき,表などもすぐに書けるからです。
「東洋経済 online」に,「ノートの使い方が全然違う『東大生』凄い思考術」という記事がありました。簡単に言えば,「アウトプット」を意識してノートを作ることを意識しているようです。上記で述べたことも,アウトプットを意識することと関係があると思います。ぜひ,自分なりの工夫をしてみましょう。
* ノートの使い方が全然違う「東大生」凄い思考術 の記事はこちら☟
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