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ゲームUIデザイナー就活の感想

初めまして、しゃくら(@3ya9u)です🌸
現在は大学3年生で、24卒ゲームUIデザイナー志望で就活をしていていました。

このnoteでは、就活での気づきや思ったことを記録しておこうと思います。
主観多めですので、参考にするというよりは日記的なものだと思って消化していただけると嬉しいです。

ポートフォリオ編

1. グラフィックには手を抜くな

どんなに素晴らしいものを作っても、見た目が悪ければ良いものだと判断してもらうことができません。おまけに、見た目が良ければ素晴らしいことが書いてるようにすら見えてきます。

グラフィックは作品の第一印象に直結します。
おそらくですが、どんなにすごいデザイナーさんでもグラフィックの補正なしに作品の良し悪しを判断するできないのではないでしょうか。

そもそも、サラサラ〜とポートフォリオを読むとどうしてもグラフィックの方に目が行ってしまいます。

グラフィック面の修正

例えば、上の例では同じ内容についてのページなのですが、修正後の方が魅力的に感じられます(グラフィックについてのみの変更ではありませんが…)。

私は最終的に美しく見えることが就活ポートフォリオで評価されるコツだと思っていたので、何かと天秤にかける時、グラフィックの方に重きを置いていました。

何はともあれ、魅力的な見た目というのは本当に大切です!浅くて申し訳ないですが結構声を大にして言いたいです!本当に〜ここだけは手を抜かないで〜><

2. 制作で行き詰まったら

制作で行き詰まったら、二案目を作ってみるのがおすすめです。

苦しんででも違うレイアウトや表現を考えてみることで、作り込んでガチガチに固まってしまったポートフォリオを見つめ直すことができます。
(作りこんでいるとガチガチにレイアウトが固まってきて変更できなくなったりしませんか?私はそうでした…)

レイアウトを再検討

ポートフォリオは作って壊しての繰り返しです。時間に余裕があるのであれば、根本的なところを変えてみて、今のものを改善出来ないかを考えてみるのも良いかと思います。

また、就活関連のイベントに参加してみて直接アドバイスを貰いに行ったり、Pinterestに放浪の旅に出たり、1度時間を置いてからまたポートフォリオ作りに戻るのもオススメです。

3. 譲れない部分は譲らなくていい

ポートフォリオのアドバイス会へ行ったりすると、その通りだと思うものからあまり納得できないものまで、さまざまなフィードバックをもらうことができるかと思います。

しかし、そのアドバイスに100%従う必要はありません。だって自分の作品集なんだもの。

私は、たくさんのフィードバックをもらった中で、自分の中で納得し、そうしたいと思えたものだけをポートフォリオに活かしていました。

とはいえ、正しいアドバイスをいただくことがほとんどなので、納得できない時は無意味に反抗するのではなく、なぜ納得できないのかを理解した上で反抗するべきではあると思います。

4. 模写を載せるメリットは薄い

新卒ゲームUIデザイナーのポートフォリオでよく見かける、UIやロゴの模写。UIやロゴの模写はPhotoshopでの表現技術の基礎があることを見せるのにとっても有用です。某社の面談で聞いてみたところ8割近い方が入れているそうです。

最近模写したボタンたち

しかし、模写を入れてしまうと相対的に自分の作品が劣って見えるため、個人的にはUI模写を入れるのはデメリットが大きいと思ってます。
(そもそも、模写って結構グレーだし、自分の作品集に他人の作品を入れるのはなんか嫌だ…みたいな感情もあったり…)

せっかくPhotoshopの基礎技術があるなら、模写ではなく他の作品を参考にしつつ自分オリジナルのUI作品やロゴを入れるのがオススメです。

5. 「Unity触れます」がガチで強い

めっちゃ歓迎されます。勢いでTA選考に変えられそうになったことまでありました。

6. 他人の作品に触れる

ポートフォリオを今の状態まで持っていくことができたのは、他の人のポートフォリオを見たり、アドバイスをいただくことがあってこそでした。

■たくさんの作品を見る
自分の中にある引き出しは、自発的に増やそうとしないと増えません。私はよくPinterestとゲームUIブログを徘徊していました。

■就活サービスを利用する
理屈はわかるものの、実際どう表現すればうまく伝わるか分からないとこも多いと思います。そういう時は、ReDesigner for StudentViViViTなどのクリエイティブ系の就活サービスで、他の学生のポートフォリオを見ることができるため、参考にしてみるのもいいですね。

7. 今に満足しない

自分一人で作り込んでいると、なかなか客観的になれず、意外と今の状態に満足したりしてしまいます。私も作るたびにその時のポートフォリオに満足していました。

しかし、過去のポートフォリオを見返すと「これで満足していたのか…」と思うものばかりです。きっと、今のポートフォリオも数年後に見返すと同じような気持ちになるだろうなと思っています。

今満足しているものは、大抵の場合より良いものになります。
他の人に見てもらったり、とにかく手を動かしてみたり、尊敬する作品の横に並べて見劣りしないかと比べてみたり、自分に喝を入れていきましょう(啓発っぽくなってしまいました…)。

8. ポートフォリオを作り始めるのは早ければ早いほどいい

早い分には、もういつから作ったて良い。
全てが揃ってからポートフォリオを作るもの良いですが、作ってみると足りないものが見えてきたりもします。

その他編

自分の選択に確信を持つ

就活メンタル的な意味では何者になりたいのか、何がやりたいのかが自分でわかっていることも大切だと思います。
私は自分がゲームUIをやりたいんだと胸を張って言えるようになるまで、かなり時間がかかりました。

クリエイティブを楽しむ

私の作品作りの軸に、自分が大好きだと思える作品を作るというものがあります。

あまり就活で自分中心だと怒られますが、結局自分が愛せない作品を誰かに気に入ってもらうことなんてできないと思っていますし、これからも多分この気持ちは変わりません。

好きこそ物の上手なれという言葉がその通りで、何かを作る時はいつでもワクワクしたいし、超熱中したいし、自分のできる限りの最高をいつだって目指しています。
純粋に作ることが楽しいという気持ちがあったから、デザイナーになることを諦めずに、とりあえずはスタート地点まで来ることができた気がしています。

終わりに

このnoteでは、ゲームUIデザイナーとして新卒就活をしてきて感じてきたこと等々をまとめてみました。

結構ゆるゆると就活をしていたつもりなのですが、第一志望の最終面接後とかはそれはそれはドキドキして、ドキドキしていました(ドキドキ)。

何はともあれ、素敵な環境を用意していただけたり、最高の友達たちに恵まれたりで、楽しく就活をすることができたのでよかったです。

みなさんも楽しいクリエイターライフを〜👋🦊

何かありましたらTwitter(@3ya9u)よりご連絡ください。


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