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【今日の振り返り】いつも準備している人しかチャンスはつかめない

China_はじめに

今日のボクはもしかすると、とてつもなく大きなビジネスチャンスがあったにも関わらず、日頃からの準備が足りなかったせいでそのチャンスをつかみ損ねたかも知れません。

その出来事を反省すると

やりたいビジネスアイデアはできるだけ具体的に考えておくことが必要
ビジネスアイデアは日頃から棚卸ししながら、頭のどこにしまってあるか?確認することが必要

ということに気づきます。

■突然のチャンスに反応する瞬発力もビジネス戦闘力の1つ

いま、出張先のホテルに戻ってこのnoteを書いているボクは、イソップ童話に出てくるキツネの気分です。

「きっとあのぶどうは酸っぱいぶどうだったに違いない」と自分に言い聞かせることしかできません。

◆◆◆

10年近く付き合いがあって、この3~4年はボクから大量に材料を買ってくれている資産家の陳さんの話です。

この陳さん、理由は分からないのですが、ボクのことをすごく可愛がってくれます。

そんな陳さんから今日、急に「投資してやってもいい」みたいな提案をされたのです。

そんなこと、これまでなかったので戸惑いました。

そして、ビジネスパーソンとしてとてもレベルの低い回答しか出来なかったのです…

◆◆◆

ここからは、進行中のビジネスに関わるので詳しくは書けません。だから、例え話で書きます。

「君たちと旅行に行けたら楽しそうだ。面白い旅行のアイデアがあれば聞かせてくれないか?面白ければ費用も全てこちらで負担する。もちろん、ボクは一緒に行かなくても良い。土産を買って来てくれればそれで良い。」

てことをいきなり質問されたのです。

実は、以前からボクの中でアイデアがあって

「彼らの力を借りて、北欧のオーロラを見たい」

と思っていたのです。(これももちろん例え話ですよ)

ところが!!

突然の質問に戸惑ってしまい、このアイデアがすぐに思い出せなかったのです・・・頭のどこに直していたのかを全く思い出せない。

陳さんの無言に耐えられなかったボクはとっさに「ハワイに行きたい!」って答えてしまったのです。。。

もちろんハワイも行きたいんです。間違いない。ウソではない。

でも、陳さんが費用を負担しても良いと思えるような面白い場所でないことはわかっていました。

案の定、陳さんの顔は一瞬くもりましたよ。。。

でも、陳さんも「乗りかかった舟」とばかりに、この質問を掘り下げてくれたのです。

「そこには、何人くらいで行く予定? 行く手段は? スケジュールは? ずばり費用はどれくらい必要?」

と矢継ぎ早に聞いてきたのです。

そんな具体的なこと考えてなかったので、また固まりました。

「誰とどのホテルに泊まりたいな」みたいなことすら考えてませんでした。

そして、最悪の回答をしてしまったのです。


「考えてメールで返事します。。。」




■ビジネスチャンスは一度しかありません

陳さんのリアクションを見る限り、もうこのチャンスは消えたんだろうな、ということは分かります。

ちなみに、もし「北欧のオーロラ」というアイデアを思い出せていたとしても具体的なアイデアはなかったので、やっぱり2つ目の質問で爆死するという結果は同じだったと思います。

◆◆◆

これは想像ですが、スタートアップ企業を立ち上げてイグジットするような起業家って、投資家から資金を集めるために普段から準備を怠っていないのではないでしょうか?

要するに今日のボクのような状況になったら「キターー!!」って感じで意気揚々と、普段から暖めているビジネスアイデアを上手にプレゼンできていたはず、ということ。

もちろん、個人の起業家と雇われのサラリーパーソンという違いはある。

でも、ボクも部下のため、他の社員のために暖めていたビジネスアイデアだったはずなんです。

ただ、「これが無ければみんな死ぬ」というビジネスに対する必死さが足りなかったということ。

大いに反省させられる1日でした。


最後まで読んで頂きありがとうございました。


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