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何をよりどころに

UnsplashEmily KenCairn of Apiary Studioが撮影した写真

阿難の問い

お釈迦様が涅槃に入られるとき、
阿難という弟子が次のような質問をした

「釈尊無きあと、私たちは何を拠り所としたら良いのでしょうか」。

お釈迦様は、
「自分自身を灯明としなさい。法を灯明としなさい」、と説かれます。

これが「自灯明・法灯明」の教えです。

自分を信じなさい

偉大なる教祖であるお釈迦様は、
「私の教えを信じなさい」とは教えなかった。

「あなた自身を信じなさい」と、おっしゃった。
自分がどうありたいかを大切にしなさい。

究極の教えではないだろうか。

只管打坐(しかんたざ)

禅宗の教えには「只管打坐」がある。

ただひたすら座る。
座禅をする姿こそが仏の姿だというのだ。

まさに座禅であり、
今風に言えばマインドフルネス。

「今、ここに」なのです。

今回のちょっとまとめ

何かいい方法はないか。
すぐれた飛び切りのノウハウはどこにあるのか。

自分を変えてくれる成長させてくれるものが、
この世にはあると信じてやまない自分がいる。

これを飲めば痩せる。
これを食べれば健康になる。

そうならないときには、
すべてを他のせいにしやがて恨む。

どこか自分を見失っている。

目を閉じて只管打坐、
「あっ、血圧の薬飲まなくちゃ!」

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