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飴玉一つから起承転結を生み出せる

当方、カップルものの二次創作小説を書くオタクです。
本当は一次創作も書きたいけど中断が長引いている。
「書く」目的は人によって色々あると思うけど、私はとにかく推しの生活が書きたい。
SS(ショートストーリー)と読んでいる短い読み切りをいくつもいくつも連ねている。一本あたり2000字から5000字が書きやすい。
圧倒的に質より量の派閥です。50本書けば1本くらいホームランあるかも、という感覚で書いてる。数打ちゃ当たる、と信じる。
成果物はタイムラインに投下してます。頻度は高い方だと思う。
以上、自己紹介。

ツイッターの字書き向けのコミュニティで、インプットの話題が上がった。
インプットといえばアウトプット。
私がいわゆる創作論をよく漁っていた頃、たびたび目にしたのは「インプット2、アウトプット8」という文言だった。
それくらいのバランスがいいよ、と。

「書く」ことが日課になった現在それを振り返ると、なるほど、と思うのだ。
インプット2に対して、アウトプット8。
これを私なりに翻訳すると、
「飴玉一つからでも起承転結を生み出せるようになること」
……かも。
小さなトピックから出発しても、筋道のついたストーリーを作り出すことはできる。
そう、私の書く目的である、「推しの生活を書くこと」のためとあらば。

まず、推しはどんな飴玉が好きだろう? と考えるのが、もう楽しいのだ。
発想が楽しければ6割くらい成功は約束されてる。
ほら、考えてみよう。推しが好きなのは、お菓子的なフルーツ系か効能優先なのど飴系か。スーパーで買うのかコンビニで買うのか。味重視かパッケージ重視か。定番ものか新商品か。
そもそも飴玉はどうやって手に入れた? 飴玉を自分では買わないタイプの推しでも、人からもらう状況も考えられなくもない。どうして、誰から、何故もらった? ほら、シチュエーションが生まれようとしてますよ。
一通り考察すれば、じゃじゃーん、飴玉を舐めて転がす推しが書けます。ほら! 書けた!
えっ、こっちの推しは舐めずに噛み砕く派だって? いいね、それも各々の推しの個性だよね。
私はこんな調子で、だいたい毎日SSを書いている。

推しの生活を書きたい、という目標が定まっているので、自分の生活がもうほぼネタ帳です。
買い物してる時に新商品を見れば、「推しはこれ買うかなあ」と思う。
例え推しがそれを買わなくてもいい。多分買わないとか、絶対にまず買わないとか、買いたくても買えないとか。とにかく、買わない、という結論に至る推しの傾向に思いはせられることがもはや幸せ。
(ごめん、これ、創作tips的なことを書こうと思ったんだけど、翻って推し活の話をしてるのかもしんない。)

とにかく、飴玉一つでも書くことはある、という気づき。
小さなネタにも起承転結をつけて書き上げる経験を重ね続けた結果、書くことへのハードルはグッと下がった。
インプットは小さな飴玉からでもOK、という私の経験談でした。

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