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ヤダヤダ共白髪まで一緒にいてよお

月曜の朝から雨。
あれっ、と既視感を感じてバレットジャーナル用のノートを振り返ると、GW明けから3週間連続、休み明けは雨だった。
面白い偶然。それでいてノートに天気予報をつけるようになったからこそわかること。感覚と記録の掛け合わせの賜物。
しかし天気予報ってあんまり外れないから感心する。朝ドラ「おかえりモネ」で気象のことを「未来がわかる」と形容してたけど、ほんとだね。

用事ができて、手帳の9月のページを開いて書き込んだ。
9月といえば「ほぼ日手帳」の発売月、と反射的に出てくる程度には馴染んだ月。
――え、待てよ。今、何月何日? 5月、6、7、8、ええっ3ヶ月ちょっと?
ほぼ日手帳は例年8月のはじめに予告を始めるので、来年の手帳の検討が始まるまであと正味2ヶ月と少し。
と……時の流れ……! と束の間打ちのめされた。早いなあ。途方に暮れちゃう……
そもそも、もうじき6月。一年の折り返しが近づいているのだ。

今年のほぼ日手帳はカズンサイズ(A5)を選び、カバーは「ONE PIECE」の「Thousand Sunny LOGBOOK」にしました。憧れのゴツいの!

このカバー、作中のセリフである「過酷なる『千の海』を『太陽』の様に陽気に越えていく」が金色の英字の箔押しで刻まれているのが特にお気に入り。
といいつつ「ONE PIECE」を履修したのはビビちゃんが加入したあたりまでだけど……(本編追ってる方にはそれがどれくらい序盤かお分かりいただけると思う)

しかしそんな私も久しぶりにジャンプ漫画を読み始めました。「アンデッドアンラック
」(愛称アンデラ)です。

ジャンプ漫画のこの畳み掛けるような怒涛の展開が懐かしい気がしましたが、アンデラはだいぶ特殊らしいとは後からの世間の評判で知りました。アンディと風子ちゃんが可愛いくて壮大だからみんな軽率に読んでくれ。可愛くて壮大だから。

しかしアンデラを読んで真にビビったのは単行本が出るペースが早い。新刊の通知に「もう!!?」ってなった。でも週刊少年誌ってそうだったな……と遅れて思い出した次第。
3ヶ月に一度の刊行ペースは普段年に一度出るか出ないかの漫画ばかり読んでる人間には早すぎる。
アラフォーの人間には秒みたいな感覚の時間なのに、その間にこの厚みの単行本を生み出し続ける漫画家さん達の激務に震える。
しかしその3ヶ月も、週刊少年ジャンプのメインターゲットである少年少女たちにはむしろもどかしいほどなんだなあと感慨深い。私も新刊が待ち遠しかったよ、あの頃。

なあ、風子ちゃんはアンディと満ち足りた幸せなセックスをしたらそれ故にアンディを失ってしまうん? ヤダヤダー!! 共白髪まで一緒にいてよお!!! と暴れ出しそうなオタク。オタクはな、いつまでも一緒にいて欲しい二人が引き裂かれてしまう時に暴動を起こすものなんだよ。俺は詳しいんだ……

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