すべての役割を脱ぎ捨てる時間を持つ。

人は、様々な役割を負っている。

僕であれば、父、夫、長男、職場の所属する室の室長補佐、職場の業務改革推進チームメンバー、中小企業診断士、とあるコミュニティの運動部長など。人によっては、役割だらけの人もあるだろう。

人は、肩書や役割によって作られる面もあるけど、本来の自分は、すべての役割を脱ぎ捨てた時の自分。そんな自分に戻れる時間をできるだけ持つようにしないと、本来の自分を見失ってしまうのではないか。

夜、仕事を終えて帰宅したら、職場の役割は完全にリセットする。家にいる間は家族の役割だけに徹する。眠る前には、一人の時間を15分でもいいからとって、家族の役割も脱ぎ捨て、本来の自分に戻る時間を持つ。

朝起きたら、15分でもいいから、本来の自分の時間を持つ。本来の自分の目で見て、いろんな役割ごとの自分を俯瞰してみて、バランスが偏りすぎてないかチェックする。本来の自分がやりたいことは何だろうかと考える。やりたいことをどうやって挑戦するか、作戦を立てる。

役割は、ペルソナ(仮面)と考えてもいいだろう。仮面をずっとかぶっていて、その仮面が脱げなくなってしまっては本末転倒。本来の自分にとって心地よい役割はウェイトを増やす。心地よくない役割は、できるだけ減らす。

今の自分にとっては、家庭と職場以外のサードプレイス的な居場所や役割を持つ方向で考えた方がいいのかもしれない。

そんなふうに、本来の自分が、役割ごとの自分を一歩引いてメタ認知できるような時間を、朝にしっかり持てるといいな。

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