精神科を通じて学んだ人生の厳しさ
精神病になるのは自己責任だとつくづく思う。そして人生において絶対的な安心感などない、常に不安定で世界はギリギリ保たれている。結局、僕が病んでいたのは音楽の夢を持っていたのが原因でプレッシャーも含め、パソコンでの作曲などの作業がストレスになっていた。
しかし、その原因に気づくまで長い時間がかかった。精神科医は僕の話など聞かずに僕が夢を諦めるまで多剤処方を繰り返した。ようやく夢を諦めると薬も減り、症状も治まってきた。夢を持った僕が悪かったのだろうか?夢を持たせる日本が悪いのだろうか?いずれにせよ、夢を持たずに現実的な選択をする人がほとんどなのだ。結局、僕が悪いのだ。
精神科医の5分診療はこの世の中に優しさなどないことを思い知らせてくれる。そもそも精神病の人とは関わりたくない人がほとんどなのだ。僕は音楽の才能のなさ、心の弱さ、そして自分のエゴによって精神病になってしまった。この世に救いがあるとしたら凡人としてただ生きていく選択しかない。僕が打ちのめされたのは自業自得だ。
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