カフェインがもたらすパフォーマンスへのポジティブ効果はどれだけ続くのか問題!
カフェインとスポーツパフォーマンスの関係は
アスリートなら噂程度に聞いたことあるかもしれません。
そういえば、ダルビッシュ選手も練習前に
コーヒー飲んでるみたいなビデオを
YouTubeで見たことがあるような、、、
とりま、このカフェインが持つパフォーマンスへの
ポジティブ効果ですが
「毎日カフェイン摂取したらそのうち効果が薄れていくんじゃないんですか?」
って思いますよね。
そう思うあなたは科学に慣れ始めた証拠です。
そんな問いに解答すべく立ち上がったのは
スペインはマドリッドにあるカミロホセセラ大学の研究チームでした。
研究方法はプラセボコントロール実験。
つまり、二つのグループを作って
カフェインを与えるのは片っぽのグループだけ。
そしてカフェインを与えなかったグループと比較する
というシンプルなデザインですね。
11人の健康な被験者に、体重×3mgのカフェインを
20日間ぶっ続けで摂取してもらいました。
(ちなみにカプセル摂取です)
そしてカフェイン摂取から45分後に
パフォーマンスを測定します。
パフォーマンスの測定には、主に自転車を使った
有酸素運動のパフォーマンスに着目しました。
結果発表!
想定の範囲内って感じでしょかね。
最初にガツンと効果を得られるわけです。
これはちょっと残念な結果
そんな風に思う人もいるかもしれません。
身体が薬やサプリに慣れてくるっていうのは
当たり前の話なのですが、今回は3週間弱。
でもこの研究では有酸素運動のパフォーマンスのみ
に着目しているので、その他のパフォーマンスに与える
ポジティブな効果が持続しないとは言えないわけです。
トータルで考えると、
カフェインは有酸素運動のパフォーマンスに
ポジティブ影響を与える!と結論づけて良いでしょう。
でも徐々に効果は薄れていくので
タイミングを考えて摂取しましょうねってコトですなー
いただいたサポートは、全て残り残らず研究活動に活かさせていただきます!