第5回　My SWITCHインタビュー！【前編】

My SWITCH　～わたしのスイッチの瞬間～

気付けば6月。月日が経つのは早いです！第5回目のDREAMERは、フリーアナウンサーの「窪田ゆうこ」さんです！前編・後編に分けてお届けします！

【前編】

■プロフィール
【氏名】窪田　ゆうこ（くぼた ゆうこ）
　　　　フリーアナウンサー
　　　　テレビ/ラジオ/イベント企画・運営・司会/
　　　　ＣＭ・番組ナレーション等で幅広く活躍中
【出身】愛媛県松山市
【Twitter】@yucco_0109
【その他】Instagram　 yucco.k0109

学校卒業後は、銀行の窓口業務に就いた窪田さん。勧められたレールの上を歩き続けていた中で、「本当にこのままでいいのかな？」と違和感も抱いていたといいます。そんなとき、たまたま見かけたテレビ番組の「レポーター募集！」のCM。「これだ！」と思った窪田さんは、オーディションに応募。新しい一歩を踏み出します。人気フリーアナウンサーとして現在もたくさんのテレビ・ラジオのレギュラー番組等で活躍する窪田ゆうこさんの遍歴＆My SWITCHに迫ります！

「自分で選んだ道を自分で正解にしていこう」

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■今の環境を変えたい。「これだ！」と思ったテレビ番組のオーディションが転機に。

【あすか】
現在は人気フリーアナウンサーとして活躍されている窪田さんですが、実はこの道に進まれた「きっかけ」があったようです。詳しくお話を伺いたいと思います！

【窪田】
高校卒業後は、銀行に就職して窓口業務などを担当していました。でも、一年ぐらい経った頃「なんか違うかも」と自分の中に渦巻く違和感に気づいて。転職を考え始めました。

【あすか】
退職する前に、まずは転職先を探そうと思われたんですか？

【窪田】
厳しかった両親を説得する材料としては、「転職先が決まってから辞めないとまずい」と思っていました。でも、今まで勧められるまま将来の道を選択してきたこともあって、いざ転職しよう！と思っても、就職活動のやり方が分からなかった。

【あすか】
なるほど。

【窪田】
「このままじゃいけない、新しい道を探さなきゃ」と思っていたとき、たまたま「あいテレビ(TBS系列)」のグルメ番組「はなまる調査団」のレポーター募集CMを目にしたんです。もちろん、レポーターの勉強はしたこともなくて、本当に「未知の領域」だったんですが、直感的に「これだ！」と思って応募しました。

【あすか】
もともと「テレビに出たい」、「発信するのが好き」だったとか？

【窪田】
いいえ、全く(笑)

【あすか】
ほー！たまたま見たCMがきっかけになって、「これだ！」とひらめいたということですね。

【窪田】
「これに応募したら銀行を辞められる！！」と思ったことが大きかったかも(笑)

【あすか】
あははは(笑)とにかく、「今いる場所を変える」ということが窪田さんの中で最優先だったわけですね。
気になる応募の結果はどうでしたか？

【窪田】
応募者の中から私を含めて4人がオーディションに合格しました。でも実は、私以外の3人は、ミス松山、ミスマドンナ…それぞれ肩書きがあって。

【あすか】
ほうほう！

【窪田】
「え、私すげえ場違い？」と思いましたね(笑)現場に用意されていた衣装も、みんな綺麗な衣装なのに私だけ「パーカー」だったんです！(笑)「あ、そっか、私その担当なんだ」と気づきました(笑)

【あすか】
えー！それは露骨すぎ！(笑)

【窪田】
そう！私がロケに行くときも、「おしゃれなイタリアン」よりは「肉食べ放題」とかそっち系で(笑)でも、自分が携わった現場の直属の先輩は、皆さんベテランのアナウンサーだったんです。本当にいろいろなことを教えてもらいました。揉まれながらも、アナウンススクールの座学だけでは学べないことをたくさん吸収できました。

【あすか】
素晴らしいです。パーカー着ていただけありますね★(笑)

【窪田】
そうでしょ！(笑)
ちょうど、当時の番組を見ていたFM愛媛のプロデューサーが私の声を聴いて「あ、この声いい！」と言っていただいて。そこからラジオのパーソナリティーのお仕事にも繋がりました。

【あすか】
銀行を辞めるというところからのスタートで今のお仕事を始められたわけですけど、「別の道を考えようかな」という選択肢もあったわけじゃないですか。でも、やっぱり今の道でずっとやっていこう！と思われたきっかけは何だったんですか？

【窪田】
確かにはじめは「銀行を辞めるきっかけが欲しくて選んだ道」でした。でも「選ぶ」ことは、私の中ではそこまで重要ではなくて。選んだあと「自分がその道を正解にしなきゃいけない」と思ったんです。

【あすか】
なるほど。

【窪田】
銀行を辞めて今の道に進んだときも、はじめから全てが「正解」ではなかった。「これでいいのかな」「あれでいいのかな」と試行錯誤していましたね。インタビューのことや音楽のこと、仕事を通してたくさん勉強して、皆さんからも良い刺激をいただきながら「正解にしなきゃ」と思い続けて、気がついたら……

【あすか】
今の道で20年以上経っていたということですね！

【窪田】
怖い―！(笑)関係者の方からも「安定の窪田さんが居れば」とお声を掛けていただくんですけど、自分の中では「まだあの頃のパーカー着ているぞ！」と思っています(笑)

【あすか】
いやいや！私の中でも、常に安定の窪田さんですよ(笑)

【窪田】
恐縮です、うふふふ(照)

Interview：asuka
Edit：sayuri
Answer：yuko
Design：take

【後編へ続く】