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第5回 My SWITCHインタビュー! 【後編】

My SWITCH ~わたしのスイッチの瞬間~

【後編】

■「自分で選んだ道」を「自分で正解にしていく」

【あすか】
窪田さんの人生の中で大事にしている「キーワード」ってありますか?

【窪田】
さっきも少し触れましたが「自分で選んだ道を自分で正解にしていく」ことは大事にしています。
心のときめきを信じて、気持ちが動くままに選ぶことも大事にしているけど、それだけじゃ前に進めなくて壁を感じることもたくさんあります。そんな時、「じゃあその先はどうする?」と自分で考えて正解を導いていかなきゃなと思います。

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【あすか】
窪田さんが思う「正解」、具体的には?

【窪田】
この仕事に限らず、「選んで良かったと思えること」が正解だと思っています。「こっちを選ぶんじゃなかった!あっちの方が絶対いい人生だったよねー」と後悔したままだったら、それは失敗なんじゃないかな。

【あすか】
確かに「選んで良かった」と思える人生を歩むためには、「選択」が全てではない。そこから自分がどう「行動」するかによって、その時の「自分の選択」に本当の意味で深みが増してくるように思います。
窪田さんが選んだ今のお仕事の魅力についても聞いてみたいです。

【窪田】
フリーアナウンサーになって、これまでたくさんの「人」とお会いする機会をいただいてきました。出会った皆さんそれぞれが「自分と違う人生」を歩まれています。その方のお話を聞くと、「わー!すごい!」と感動しますし、たくさんの人に出会って、自分の知らない刺激を与えてもらえる今の仕事の虜になっていますね。

【あすか】
たくさんの人との出会いを通して窪田さんが得た発見。それを窪田さんの言葉と笑顔で形にして、視聴者の皆さんやリスナーの皆さんに届けていく。とっても素敵なお仕事だと思います!

【窪田】
そう言っていただけると、嬉しいです!ありがとうございます。

■一歩踏み出せていない学生さんに伝えたいこと

【あすか】
このMy SWITCH!は主に学生の皆さんに向けて発信しているんですが、学生さんの中には、やりたいことがあっても、周りの目を気にしすぎて「こう思われたら嫌だから出来ない」とか、「効率・非効率」にとらわれてしまって、一歩踏み出したくても踏み出せない人も多いんじゃないかと思っています。

【窪田】
うんうん。

【あすか】
一歩踏み出すための、窪田さん流のアドバイスってありますか?

【窪田】
あー。私も「人の目を気にしすぎちゃう」ところはありますね。でも、なんだろうな、「このまま止まっていたら、たぶん1年後もずっと同じまま」と考えたら、私はそれが一番怖いかも。

【あすか】
「現状維持は衰退」ですね。

【窪田】
そう!それはすごく怖い。だから「一年後、二年後の自分が今の自分を見て何て言うかな」って考えたらスイッチが入るかもしれないです。

【あすか】
なるほど。今迷っている人は、きっと「選択肢があるから迷っている」のだと思うんですが、「一年後の自分に今の自分からメッセージを送るとしたら、何て送ると思う?」って自分に問いかけてみたらいいということですね。

【窪田】
そうですね。そうすれば自然と、「止まっていちゃだめだ。迷っている時間がもったいない」って思うかもしれないし、「今は時の流れに身を任せる時だ」と気づくこともあるかも。
目の前にあって「迷っている選択肢」は、「これから進みたい道」を決めるためのヒントだと思えば、プラスに捉えられるんじゃないかな。

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【あすか】
でも、学生さんたちの中には「選択肢がたくさんあるからこそ、迷って困る」「決められた道を進む方が楽」と感じて、悩んでいる人も多くて。


【窪田】
確かに、「これだ!」と思って選択するんじゃなくて、なんとなく目の前の進路を選んで進んできた学生さんもいるんじゃないかな。

【あすか】
遡ると窪田さんも、勧められた銀行に入ったものの「やっぱり違うな」と感じられたわけですよね。一番はじめにそう思ったきっかけは何だったんですか。

【窪田】
なんだろう。例えば電話応対でも「自分の言葉」を喋っていないな、と感じました。決まったマニュアルに沿って進んでいくことがなんとなく怖かったのかな。

【あすか】
もちろん、マニュアルに沿って物事を進めることは決して悪いことではないですが、窪田さんはそこに対して「自分の言葉を喋っていない」と違和感を抱いたわけですよね。まさに今の「自分の言葉で発信する」仕事を始めるきっかけに繋がっていたのかもしれないですね!

【窪田】
あ!確かにそうかも!自分が気づいていないところで、当時から潜在的に「自己表現」をどこかでしたかったのか……レポーターのオーディションに合格したところから今が始まったと思っていたけど、本当はもっと前から「表現したい」想いが、自分の中に眠っていたのかもしれないです。

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【あすか】
違和感を抱いたときに、自分の気持ちに嘘をつかずに窪田さんが行動を起こせたからこそ、「今」があるということですよね。

【窪田】
そうですね。とりあえず一日一日をごまかし続けていたら、レポーター募集のCMを見ても自分の中で響かなかっただろうし、オーディションのタイミングも逃していたと思います。
一歩踏み出せなくて悩んでいる学生の皆さんは「自分が一歩動いた先を想像する」と少し動きやすくなるんじゃないかな。自分が望む場所に立っている姿を想像すると、「動いてみよう!」って思えるかも。

【あすか】
人って、意識を変えようと思ったら、「知識」と「行動」が伴わないと、変容は出来ないらしくて。情報収集はいっぱいしても、行動が伴っていないと、本当の意味では自分のものになっていない。
窪田さんは、行動がしっかり伴っていたからこそ、本当に進みたいと思う「新しいレール」がひらかれたんでしょうね。

【窪田】
確かに。人生はその連続かもしれないです。「やってみたい!」って気持ちをもとに、楽しみながら自分のレールをつくっていく「行動」が大切なのかも。動いたら、動いた先にしか見えないことって、たくさんあります。

【あすか】
頭だけで考えて行動できないと、「ああしておけば良かった」と後悔が募っていきますが、「やらなかった後悔よりもやった後悔」をした方がいいという格言通りの人生を、窪田さんは歩まれているな。と思いました。貴重なお話ありがとうございました!

【窪田】
こちらこそ!私も芝さんからいろいろ引き出してもらって、気づきがたくさんありました(笑)ありがとうございます!
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窪田さんありがとうございました!いつもお会いした後は、前向きな明るい気持ちにさせていただけます。これからも、周りを明るく照らす太陽パワーにあやかりたいと思います!(笑)

【おまけ】私の大好きな笑顔(爆笑)の窪田さん↓

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それでは次回もお楽しみに!

Interview:asuka
Edit:sayuri
Answer:yuko
Design:take

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