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国際結婚 イタリア ”遊園地のゲーム”

みなさんこんにちは、 今日は数年前の出来事をお話しします。
息子がまだ幼稚園に通っていた時のこと、 私たちは家族で、 あるルナパーク(子供が遊べる小さな遊園地で 夕方からだけ 空いているところがあります)に行きました。 そこには、小さなジェットコースターや メリーゴーランドなど、まー大人には少しもの足らないですが、 小さな子供には楽しい場所がありました。 その一角に、 お約束のようにあるのが、小さなゲームセンターです。 モグラ叩きや、ミニバスケット、ミニボーリングや、 パンチングマシーンなど、 お馴染みのゲームがあります。 そこでは、 現金でやるんではなく、 1000円分とか、 一定のお金を、 コインに両替して、そのゲームなどで遊びます。

小さかった息子は、 モグラ叩きが気に入ったらしく 1000円くらいで、両替をしたコインを握り締め、 一生懸命遊んでいました。 
すると そのゲーム機の後ろに、 16〜17歳くらいの少年と少女が 並びました。

私は日本人なので、「息子くん、 後ろにこのゲームをしたい人が並んだから、 一旦終わりにして、 後ろに並び直そうね ずーっとあなたがやっていたら、 後ろの人ができないもんね」と言い、、 もっとやりたいという息子を、 ゲーム機から離し、 後ろのカップルに譲りました。

その後、 そのカップルがゲームをし始めたので、 一旦その場を離れて、 アイスクリームを買いに行き、また戻ってきました。

すると、そのカップルは、まだやっています。 そのカップルの後ろには、他の小さな子供を連れた親子も並んでいるんですが、そのカップルはお構いなし、、 永遠に、 一ゲームが終わったら、 またコインを入れて、再度やって、、と繰り返し、、後ろに並んでいた親子もイライラしています。

そこに、ゲーム機の調整をしているスタッフがいたので、私は言いに行きました。
すし子「 あのカップル 永遠に同じゲームやっていて、後ろに列になっちゃっているんで、注意してくれません?」

すると、そこのスタッフは、こう言ったんです。
「そういうのは、お互いで話し合って、、 何回も連続してやったら行けないっていう規則はないし 笑」と笑って言います。

その後も、数十分待っていましたが、他の家族は諦めて帰って行きます。

その後も、後三つ(3回分)のコインを握り締めて 息子がやりたそうにしてるので、 そのカップルに言いました。
すし子「もうだいぶやったわよね? 私たちも、20分以上待ってるんだけど、 いい加減代わってくれない?」

するとそのカップ類はこう言ったんです
カップル「は? なんで代らなきゃ行けないの? 私たちには代らなきゃ行けない義務ないし 待ってるとか知らないし」

すし子「先に私たちがやってた時、 後ろにあなた方がきたから、すぐに代わったでしょ? 小さい子が並んでるんだし、 後数回だけやらしてもらえない?」

カップル「代わってくれなんて頼んでないし、 勝手にどいただけじゃん。 うちらは今晩ズー〜とこのゲームやるから無理ーー」と言われたんです。

そこで、「プチっ」っと私の青筋が切れた、、、

「この田舎の馬鹿ガキ!! モグラ叩きしかやることがないなんて、 不憫ねーー 情けない、、 人に迷惑かけて、、 嫌な思いさせて何が楽しいんだか、、 一回死んでこいや!! まー 自宅にいても、 地元にいても、モグラ叩きしか一晩中やることがないなんて、、 情けない。 しかも人に親切にされたことにも気がつかないなんて、、 一回死んでこいや!! この馬鹿イタリア人!!親の顔が見てーわ!!クソッタレ!!」

太文字のとこまでは、イタリア語で、 その後は日本語で捲し立ててやった、、
するとこっちを見て睨んできた、、、

そこに、、 フランク登場!!

フランクは、 いつもはあまり役に立たないんだけど、 遠くから、サングラスかけて、真っ黒い服装で、偉そうに歩いてくると、優しそうには見えない、、

フランクが、「どうしたの?」と私に声をかけてきて、 状況を、大きな声で、クソガキに聞こえるように説明すると、そのクソガキのところに、フランクがいいにいった。 静かに、声も荒げずに注意をしに行った。 

しかーーし それでもそのガキどもは、その場所をどかない

フランクは、「バカはうつるから、 あいつらが触ったものに触らないほうがいいよ、 もう病原菌だからあいつら」と大きな声で相手に聞こえるように言い、、
私たちは、その場を後にした。 
その周りにいた他の家族も、 そのクソガキに聞こえるように、 「このゲーム機械にはバカと病原菌がついてるからやるのをやめよう」とさっていった。

それにしても、 イタリアの現場スタッフも現場スタッフだし、 常識のないイタリアのクソガキもクソガキだわ、、、

日本では、そんな奴がいたら、現場スタッフが、「お客様 このゲームは皆様にお使いいただくようになっているので、独り占めはおやめください。 一定回数お使いになったら他の方に 変わってくださいますようお願いします」と 間に入ってくれるはず。。。 なのに、、、 イタリアって、、、

息子は、「僕たちは代わってあげたのに、、」と 小さいてに三つのコインを握り締めてできないことが残念そう、、、

そう、、 私が、 「変わってあげようね、、 他の人が待ってるから。。」っと即したせいで、、、悔しいけど、、 息子には我慢させる羽目になってしまった。

そうか、、 郷にいれば郷に従え、、、 次回からは、、、 気を利かせて、変わることないんだ、、自分勝手にしてもいいのね、、 海外で生きていくんですもの、、 また一つ、学ばせていただきました!! 今度からは、代わってくれとお願いされるまでは、 気を利かせて代わったりしはしません!! はい!!

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