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四ヶ国語 五ヶ国語

ある日、ママ友たちと息子の学校のお迎えの待ち時間に話をしていると、

「すごいよねーAくん!9歳ですでに、中国語、ドイツ語、英語、イタリア語、が話せるんだって!!将来はそれにフランス語も入るわけでしょ!すごいわー!もっと、掘り下げれば、ポーランド語とオランダ語 ベトナム語も入っちゃうもんね!!将来有望!!」

そんな話を耳にした。

え?え? なんで? 私は、 なんでそんなに多くの言語を話せるのか気になって聞いてみると、 家族構成と、住んでる場所の問題らしい。

その話題のAくんの ママは 中国の方で母国語は中国語だそうで、 息子とは母国語の中国語で話します

お父さんは、 スイスジャーマンの方なので 母国語はドイツ語なので、 息子とはドイツ語で話すらしいんです。

しかし、夫婦共通の言語は、英語だそうで、パパとママと息子くんと食卓を三人で囲む時は、家族の言語は英語です。

そして、Aくんは イタリア語圏のティチーノで学校に行っているので、 友達と話す言語や学校の授業は、イタリア語です。

そして、イタリア語圏では イタリア語の他に、フランス語、ドイツ語、英語を習うことが、義務教育の中に含まれているので、 その過程でフランス語を習います。

そして 掘り下げていくと! と言うのは スイスジャーマンのお父さんのお母さん、Aくんのおばあちゃんに当たる人がポーランドの人でスイスジャーマンのおじいちゃんと おばあちゃんの会話は ドイツ語でした。おばあちゃんの母国語はポーランド語です。だからおばあちゃんは極力Aくんにポーランドで話すらしいです。

で、 そのAくんのお父さんは、お父さん(おじいちゃん)の仕事の都合で10年間 オランダに住んでいて、そこで学校に行っていたので、お父さんはオランダ語も堪能だし、 オランダの友人も多く、 ちなみに、お父さんのお姉さんは オランダ人の旦那さんとオランダで結婚しているので、 オランダ語を話す従兄弟を持っているらしいんです。で夏休みはオランダに行くこともあるそうで、オランダから従兄弟がスイスのティチーノにも来ることもあり、夏休みの間オランダ語が自宅で飛び交うそうです。

でーーーーAくんのお母さんのお兄さんは(Aくんにとっては おじさん) 中国からオーストラリアに、移住していて、ベトナムから移住してきたベトナム人のお嫁さんと結婚していまして、その二人の間にも子供がいます。

なので オーストラリアにいる従兄弟は 英語と中国語と ベトナム語を話します。 なのでもしかしたら いつかオーストラリアに留学でもして叔父さん宅にホームステイでもすれば、ベトナム語も話せるようになるかも?と言う話なんです。

あまりにインターナショナルな家系なので、家族構成理解するだけで、頭の中がごちゃごちゃになりますが、日本では、まずありえない話。

って言うか絶対にありえない話!!だと思うんですよねー

まー あって三カ国語くらいじゃないかな。笑 汗

さすがヨーロッパ!!さすがスイス!!と 感動さえ覚えた噂話でした! 笑

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