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本日カラオケで歌いきれた曲3選


#スキな3曲を熱く語る  というお題をずっと投稿しそびれたまま今日に至っている。

音楽は酸素だと思っている私にとって、たとえカテゴリーや状況別などに絞っても、1記事につきたった3曲だけしか紹介できないという状況はなかなかに厳しいものだ。

どれをどう紹介しようか迷っていたところ、本日久々にカラオケで1時間半、熱唱する機会が訪れた。


歌った曲や好きな曲は今回紹介する以外に、まだまだたくさんあれど、今回は「歌いきりまショー」の激辛?で歌い切れた3曲を紹介することにする。

"歌いきりまショー"とは
DAMの珍採点機能。3人の採点者キャラが出てきて辛口な採点を行い、彼らが下手だと判断すれば曲の最後までどころか1番のサビまですら歌え切れずに容赦なく演奏が終了される。



1曲め: フレンズ/REBECCA


口づけをかわした日は 
ママの顔さえも見れなかった

この曲を聴いたのはおそらく、関ジャニの番組のカラオケバトル。歌うまキッズの回で北村來嶺彩ちゃんが歌い上げていたのが耳から離れなくて、自分でも歌いたくなったのが最初だ。

なににせよ、1番はじめのこのフレーズからすごい曲だ。1985年という時代柄もあるかもしれないが、キスを「口づけ」と呼ぶワードセンスが光る。

また、自分がどうであったかは忘れたものの、「ママの顔さえも見れなかった」と言いたくなる気持ちにも共感できる。ここが"パパ" でなく、"ママ"なのも、(私にはなかったが)思春期特有の父親嫌いで、パパとは顔を合わさないけどママとは顔を合わすし、ママの方が何かと敏感だから気付かれるのが気まずいな…みたいな感じが伺える。

あとサビの「oh フレンズ」は、歌っていても聴いていても伸びが気持ちいい。

さらにこの曲にはメロディに安心感がある。

最近の曲を批判するわけではないけれど、最近の曲はメロディやリズムのアップダウンが激しくて、1回聴いただけでは覚えられない曲が多いように思う。

その点、この曲は最初から

「シミファ♯ミソ ソラソソファ♯レ」
「シミファ♯ミソ ソラシラソソラシラ」

と、各フレーズの頭が必ず "シミファ♯ミソ" ではじまり、嫌でも耳から離れない旋律になっている。

そしてサビも

「シドシ シドシラソラシ」
「ソソソラソファ♯ ファ♯ミファ♯ソファ♯ミ」

のオンパレード。


売れる曲のキーポイントは、1発で聴いただけで覚えられることだと思う。そのためには、サビで使われる音の範囲が狭い方がいいと思う。

この曲はそれを知り尽くしているかのような曲だなぁと思う。


なにより、アップテンポとファ♯で明るいけれど切ないを演出している。失恋ソングなのにどこか明るい、明るいけどどこか切ない、そんな仕上がりになっていて、最高だ。


2曲め: あの夢をなぞって/YOASOBI


最近の曲は全部妹から仕入れている私である。

この曲も例に漏れず、妹が『夜に駆ける』を歌っていたことでYOASOBIを知り、知った曲である。

YOASOBIあるあるとして、歌い終わった後の爽快感とラスサビの転調。特にこの曲はアップテンポかつサビの高音が冴え渡る曲だからか、歌い切った感が半端ない。


Ah 夜を抜けて夢の先へ
(ド♯ラレド♯シド♯ド♯)

この「Ah」と「先へ」のド♯を伸ばすところ、歌唱力問われるなぁ、といつも思う。(ただの呟き)


あと、この曲のラスサビ前の「誰も知らない2人だけの夜」からはじまるパートの音の上がり下がり上がり下がり上がり下がりのところがすごい。うわんうわんしてる。()

でもそれがあってからの「見上げた空を飾る」のパート、その最後の「二つの未来が今重なり合う」のあとの

「ミファ♯ソ♯ラシ」からの「Ah (ド♯)」が綺麗すぎる。この曲の物語の花火が上がる感がして、ここの音、すごく好きだ。


3曲め: 紅蓮華/LiSA

この曲も歌い終わった後の歌い上げた感がすばらしい1曲。さっきまでの2曲のように、透明感あふれる(どちらというと)細い声で歌うのとは打って変わり、太い声で力強く歌う曲。私の声質は前者なので、歌いきりまショーでよくこの曲を最後まで歌わせてもらえたなと思う。


この曲は、読んだり見たりで鬼滅を知っている人なら炭治郎を思い出す曲だと思う。メジャーソングながら、鬼滅を知らない人でも応援ソングとして、誰でも元気をもらえる曲になっているのがいい。


私的にはこの曲のラスサビ前、「人知れず儚い散りゆく結末」のパートがすごく好きだ。どこか、『世界は恋に落ちている(CHiCO with HoneyWorks)』の「春に咲いた花が恋をした」のパートに雰囲気が似ている気がする。

静かにはじまるのに、「悲鳴の風吹く」でまだまだだよ〜感を出し、最後にはその予告通り、「誰もが幸せを願ってる」と元通り、いや、それ以上の盛り上がりを見せる。つまり、このパートがあることで盛り上がりがさらに際立つのだ。


あと、サビの「ありがとう 悲しみよ」「運命を照らして」のリズム感、なんか和な感じがして好きだ。




スキな曲を解説してみて、おすすめ記事を書くのが苦手でありながら、意外と書けたことに満足している。

なにより、昔から好きなだけあって私はやっぱり歌うことや歌を聴くことが好きなのだと改めて気付かされた。


また、書きます。





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