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お笑い関連

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テレビや動画、本や雑誌などのコンテンツの芸人の言動から気づいたこと、思ったことを気ままに書いています。
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#エッセイ

久々に本を読み切った「居場所。(大崎洋)」

すいっち(@swiswitchblog)です。 「一気に八回読んだ」 松本人志さんの帯コメントに惹かれて「居場所。」のプロローグを読み始めました。なぜかスラスラ読めたので、その場で本書を購入しました。 その後読み進めていくと、買ったその日のうちに読み切ってしまいました。ショッピングモール内で読み始めたのですが、本書の内容に共感して、周りに他のお客さんがいる状態で泣いてしまってもいました。 そんな感じで非常に良い本だったので、おすすめポイントとともに僕の感想も交えながら

【レビュー】オードリー若林正恭著「ナナメの夕暮れ」が面白い!【自意識過剰な人必見】

こんにちは、すいっちです。 オードリーの若林正恭さんのエッセイ「ナナメの夕暮れ」が文庫本化しました! ということで、今回単行本を読み返して感想・レビューを書いてみることにしました。 ・「人付き合いが苦手で生きづらいな…」と感じている ・世の中の規範に疑問を持ち、息苦しさを感じている そんな人にピッタリのエッセイだと思います。 実際に、本書のまえがきで と書いています。僕は前者だったので読み進めました。 生きづらさが完全に解消されるわけではないけれども、緩和する

【魅力】なぜオードリーに惹きつけられるのか?【ラジオ歴6年が語る】

こんにちは、すいっちです。 今回は、オードリーの魅力について書き綴ってみたい。 きっかけは、小林賢太郎氏の著書「僕がコントや演劇のために考えていること」に書かれていた一部分だ。 「自分は何が好きなのか」 「自分はなぜそれが好きなのか」までをきちんと知る 好きには必ず理由があるからだ。 というので、好きなものが好きな理由を掘り下げたくなった。 僕が好きなのはオードリーだ。 高校1年のときから「オードリーのオールナイトニッポン」を聞き始めてはや6年半となる。 で

表舞台と裏方へのリスペクト【又吉直樹:東京百景】

僕は人前に出る表舞台の仕事か、 陰で支える裏方の仕事をしたいのか決まっていない。 ただ、表舞台では裏方への 裏方では表舞台への リスペクトを忘れないようにしようと決めている。 ”忘れない”という表現は正しくないかもしれない。 忘れてしまうのは重要だと思っていないからだ。 どの表現がぴったり当てはまるだろうか。 ……”根付いている” かな。 もっと良い表現もある気がするけど、ひとまずこれで勘弁してください。 とにかく「いつでも当たり前のように傍らにある」状

本は杖やビート板

本を読んだら人は変われるか? 結論を言うと、 本を読んで”行動すれば”変われる。 ただ、本を読んだだけでは変われない。 本は本気で何かをしたい人間にとっては杖やビート板のような役割をすることはあるけど、本だけの力で人間を変えることはできないと思う。 だから、とめどなくダイエット本が出ては売れるし、自己啓発本も売れる。本当に変われるのなら、一冊出版されたらその一冊以降売れない筈。 やっぱり本人の意思と行動ありき。本は杖やビート板。 引用元:若林正恭「完全版 社会人大

noteで「スキ」を押せない心理

noteの記事に「スキ」を押せない自分がいた。 「あれ?なんで僕は今『スキ』を押すのをためらったのだろう?」 そうだ。この記事にはまだ「スキ」がついていないからだ。 人の尺度でしか価値を測れない人間になってるんだ。 自分が良いと思ったものを良いと言えずに、他人の評価に合わせて生きてきた弊害がnoteの「スキ」の押し方にまで投影されてるんだ。 なんかもったいない生き方しているなあ。 現実では難しくても、note内では自分が「スキ」かどうかくらい自由にすればいいのに。

【自意識過剰で悩む人必見】若林正恭著「社会人大学人見知り学部 卒業見込み」に見い出した苦悩と希望

こんにちは、すいっちです。 「人見知りだから社会で生きていくのがつらい…」 「自意識過剰で周りの目が気になって生きづらい…」 と悩んでいませんか? そんなあなたに読んで欲しい本があります。 それが、オードリー若林さんが書いた「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込」というエッセイです。 ■このnoteの概要この本はエッセイと言いつつも、自己啓発や仕事術などの側面も持っていると僕は思っているのですが、 今回は人見知りや自意識過剰の人が読むと、心が軽くなるという面

noteに書くネタが思い浮かぶときと思い浮かばないとき

noteに書くネタが一向に思い浮かばないときが多々ある一方で、 ネタがポンポンと思いつく瞬間がある。 それはリラックスした状態の時だ。 具体的に言えば、皿洗いとか風呂に入ってる時とか布団に入って寝る寸前とか。 ほぼ何にも考えずにできる作業中に、ふと思いつくことが多い。 なぜ、この現象が起こるのだろうか? 若林さんのエッセイ「社会人大学人見知り学部 卒業見込」にそのヒントがある。(またかと思った方は”すいっち”検定5級認定!) カフェで作業をしていてもアイデアが何も

今日楽しまなきゃ損だぜ!

皆さん、今日を楽しんでますか? 僕はお昼に揚げ物を食べて美味しかったです。(なんだそれ) タイトルは、オードリー若林さんがラジオで言っていた言葉。 アロハ調の色鮮やかなテーブルを買うかどうか悩んでいた若林さん。派手すぎるし似合わないよな…と思いつつもどうしても気になる。 人っていつ死ぬかわからないんだなと悟った若林さんは思い切ってイケイケ鮮やかテーブルを購入。 その購入した理由を形容する言葉が 「今日楽しまなきゃ損だぜ!」 なのである。 元から「人生楽しんでい

自己啓発の終着点

今までいろんな自己啓発本を読んできた。ただ結局言ってることは皆同じ、「行動しろ」の一言に集約される。 行動するためにどうしたらいいか?ということを具体的な方法だったりとか、メンタルだとか、違ったアプローチで説明しているに過ぎない。 (どうやってこの俺に行動させてくれるんだい?という視点で見るのも面白い) まあそんなこんなで、数多くの自己啓発本を読んできたのだが、結局たどり着くのは中学時代に読んだ若林さんのエッセイ「社会人大学人見知り学部 卒業見込」の一節だ。 性格とは形状

そりゃ「つきヌケ」るわ:山里亮太が構築した、努力し続けるための永久機関

新R25の「つきヌケ」 今回は山ちゃん(南海キャンディーズ・山里亮太)だったので、サムネイル見た瞬間から期待してワクワクして読んだ。 読んだ感想… ほんとこの人努力家だな。「努力をやめていい才能をもらってない」って… ここまで行くと、それはもはや才能ですよ(笑) ”努力をやめていい才能もらってない”なんて、怠惰な奴(僕です)には思いつかない発想だ。 「この人恐ろしいな」と思った部分がもう一つある。 記事の中の”ポジティブとネガティブの循環”という部分… 自分の成功や

いつも心に青銅さんを

今日は、僕が挑戦したいのに不安で動き出せないとき、「青銅イズム」で億劫な自分を奮い立たせるという話をしよう。 「いや、当然のように書いているけど青銅さんって誰なんだよ」とお思いになられた方もいるかもしれない。  青銅さんは、「オードリーのオールナイトニッポン」の初回から担当している放送作家である。ラジオ裏方界のレジェンドともいえる存在。 詳しくはAuDeeという音声配信サイトで青銅さんをゲストに、パンサー向井さんが紹介しているので参照してほしい。  僕は、失敗を恐れて、

お笑い好きの僕が独断で選んだ芸人のエッセイおすすめ7選

芸人が書くエッセイが好きだ。 書店とかに並んでるのを見るとつい気になって買ってしまったり… お笑いナタリーで芸人が書くエッセイの新刊が出るという記事を見ると、なんとなく発売日までソワソワしてしまう。 テレビやライブで活躍する芸人たちの内面や違った一面に近づける感覚があって、その苦悩や思慮の深さにグッと来てしまう。 芸人が普段見せない「人間」としての側面を垣間見ることができるから、僕はエッセイに心惹かれるんだと思う。 そんな芸人エッセイ好きの僕が今まで読んできた中で、特