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〔開催報告〕夜開催 #08 Open DOOR 「支援者の支援について話してみよう」

2022年6月にスタートした「支援者のキャリアのための学びと気づきの場」OpenDOOR、今回は8回目で初の夜開催でした。

今回のテーマは「支援者支援」。
よく聞く言葉ですが、支援者の支援って何を指すのでしょうか?

OpenDOORの取り組み自体も、”学びと気づき”を通して支援者のキャリアやセルフケアのサポートをする”ためにスタートした活動です。

「対話を通して、支援者自身の学びや気づきを増やし、自分らしいキャリアを歩む支援者が増えることで、支援にもその支援者個人の人生も豊かになっていくこと」をイメージしています。

このように、切り口によってさまざまなアクションが可能なのが「支援者支援」のように感じていました。参加者の方の意見も、見てみましょう。

・同じ職場でのミーティングで同僚や後輩が支援の振り返りをする際に支持的にかかわっていることでしょうか。

・友だちとも従来のビジネスとも違う、市民活動としての支援者支援ネットワーク・コミュニティを築き上げたい。

・地元でも今日みたいな場(OpenDOOR)があるといいなと思います。

・休みやすい環境を作ること。話し合う場を持つこと。ある程度のルールをつくること。

・専門職の人の活動を広めたり必要な方へ伝えることができるハブのような役割も支援者支援のひとつになるかな。

心理的なケア、休みやすい環境などの労働環境面、支援者の活動を後押しすることなど、幅広い意見が出ました。

また、今後していきたいこととしても、いろいろな意見が出ました。


・小さなアクションになるかはわかりませんが、自分自身が安定していること(ゆとりがあること)を意識するようにしています。支援される側(利用者)はもちろん、一緒に働く支援者にも優しく接することができ、良い影響を与えられるのではないかと感じています。

・支援者支援のアクションとしては、SNSで発信している方のアクションや考え方に賛同できる時は、コメントを入れるようにしています。私自身がコメントもらうと励みになりモチベーションの大切な要素になるから、私もしています。

・OpenDOORに参加させていただくようになり、いろんな視点や考え方を知ることで、意見のとらえ方が以前に比べて柔軟になったなと感じています。自分一人ではない他者の意見を職場外で聞くこと(←ここが意外に大事)で、素直に意見を受け入れることができています。

・支援者支援(狭義の意味)とは別に、支援者同士が高め合えることを表すいい言葉があったらいいですね。

自分自身のケアにより目を向けること、支援者として成長していくこと、ソーシャルアクションが前に進む行動をとれること。こんな意見が出ました。

支援者ひとりひとりの状態によって、必要なサポートが違いそうですね。

AIツールであるBingにも「福祉領域において、支援者支援とは何を指すのですか?」と聴いてみると、以下のような回答がありました。

支援者支援とは、福祉の現場で働く職員やボランティアなどの支援者に対して、心理的・物理的・経済的な支援を行うことです。支援者支援の目的は、支援者のストレスや疲労を軽減し、モチベーションや専門性を高めることで、利用者により良いサービスを提供することです。

支援者支援には、様々な方法があります。例えば、以下のようなものが挙げられます。

・研修や勉強会などの教育・研修制度の充実
・ケースカンファレンスや相談会などの情報共有や意見交換の機会の提供
・スーパーバイザーやメンターなどの専門家による指導や助言の受け入れ

カウンセリングや心理療法などのメンタルヘルスケアの利用
・マッサージやヨガなどのリラクゼーション法の実施

・福利厚生や給与体系などの待遇改善の推進


援者支援は、福祉領域に限らず、医療や教育など、人と関わる仕事においても重要なテーマです。支援者自身が健康で幸せであることが、支援される人にも良い影響を与えると考えられます。


AIが回答してくれたことを簡潔にまとめると、

・専門職として成長していくためのバックアップ(教育を受けること
があること

・自分自身のヘルスケア(心身共に)

・労働環境・待遇の改善

この3つが三大要素かもしれません。

支援者自身の「今の状態」によって、必要なサポートは異なってくるでしょう。今回のお話では、「OpenDOORのように、話せる場がたくさんあるといい」という意見も出ました。また、支援者支援という言葉に違和感を感じる人もいらっしゃいました。

支援(ケア)が必要ということは、それだけケアが必要な環境に置かれているという課題の表れかもしれません。今、自分自身や周囲のために、小さくても自分の半径数メートルでできることを考えて、実行していきたいですね!



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