FacebookからMetaへ。会社の名称を変更する意味

弁理士/ネーミングプロデューサーのヤマダです。

日々のヤマダの活動や体験の中から皆さんにも役立ちそうなネタ、「ほほぅ!」と思ってもらえそうなネタを紹介します。

今日のネタはFacebookの会社名変更です。

■Facebookが会社名をMetaに変更

Facebookが会社名をMetaに変更しましたね。

Facebookの新社名は「Meta」に メタバースに注力|ITmedia NEWS

■社名変更は企業のリブランディング

社名変更は企業のリブランディング(企業ブランドの再構築・再定義)と言えます。

例えば、

①商品・サービス・ブランドの知名度を活かす(例:富士重工業→SUBARU;バルス→Francfranc;等)
②事業内容の変更を示す(例:富士写真フイルム→富士フイルム;等)
③企業イメージの刷新

等の目的で行われます。

■Facebookが会社名を変更したワケ

Facebookが会社名を変更したのは、②事業内容の変更を示す、の意味合いが強そうです。

FacebookはSNS事業を象徴する「Facebook」の冠を捨て、メタバース(仮想空間)事業に注力する意思を表明したということでしょう。

ただ、Facebookの場合、個人情報の流出や企業買収の手法を巡って批判もありましたから、③企業イメージの刷新、という側面もあるかもしれません。

■おわりに

名は体を表す。

会社名は会社の事業内容や理念を示す看板です。名前と事業内容・進むべき方向性との間のズレが大きくなってきたなと感じたら、名称変更を考えてみるのもよいと思います。


では今日はこの辺で。


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