生徒に対する思い。
前回、「やりたいことを見つけてもらうワークショップ」
に参加させていただいた話をしました。
今日は、私が教える仕事をしていたとき、
(社会人11年目まで、同じ学校で働いていました。)
どんなことを思っていたか、何を大事にしてきたか。
を書いてみようと思います。
(果たして需要はあるのか…汗)
学校の先生の仕事は、
教科指導以外にも、
登下校指導、昼食指導(中学)、生徒間トラブル対応
(ときには生徒対先生のトラブルも…)などの生徒指導や、
保護者対応、部活動指導…などなど、
多岐にわたります。
イメージ的には教科指導が
大部分であると思われがちですが、
かなりの進学校でなければ、
生徒指導が中心になります。(経験上、中学校は特にそうです。)
今日は教科指導(英語)を行う上で大切にしてきたこと、
に焦点を当てていきます。
授業をしているとき、
常に思っていたことは、「英語が楽しい」と思う子を
一人でも増やしたい。ということ。
小学校で英語教育がはじまって、
「好き」と「苦手」が二極化している現状があり、
勉強(または英語)が得意な子は、
先生がいちいち言わなくても、自発的に勉強しようとする。
でも、苦手意識がある子は、
先生に言われても、どうしても学習に対して消極的。。
勉強で自己肯定感を失っている子も多いと感じます。
「私、勉強できないし…やってもあかん。。」みたいなセリフ、
たくさん言われてきました。
でも、思うんです。
「できない」「やりたくない」→「何もしない」
あるあるなんですが、
このままで現状は変えられない。
保護者の方や先生がどんなに頑張っても、
ダメなときがあります。
本人の「やる気スイッチ」が
他人に見えるなら、
バンバン押してあげる。
でも、探してもどこにも見つからない…
みたいな。。
間違えることは悪いことではない。
そこから「学ぶ」ことが大事。
自分には何ができて、
何が足りないか、それを教えてくれるのがテスト。
結果の良しあしに関係なく、
復習は必ずすること。
テストの返却時に、口を酸っぱくして言います。
人から言われて勉強するより、
自分からすすんで勉強できる子に育てたい。
「好き」とか「まぁ嫌いではないかな」と思ってもらえたなら、
大人になってからも、一人ででも、
「勉強してみようかな」と思ってくれると思う。
英語教育業界(?)では、
このような人を「自律した学習者」と呼びます。
そのような人材を増やしたい。
ずっと、そう思いながら
教えてきたように感じます。
※現在は、教える仕事はしていません。
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