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#資本主義

「経済成長という呪い」を読む

「経済は、人類を幸せにできるのか?」つづき。
を、書こうとしたら、だいたい済んでいたので、
コーエン3部作の3に移行。
「経済は、人類を‥」は2にあたり、3がこれ
「経済成長という呪い」東洋経済新報社 2017。
ダニエル.コーエン著。
タイトルこわいよ。
原題は、Le Monde Est Clos Et Le Désir Infini
「閉じる世界と終わりなき欲望」か。閉じる??
Clos:営業

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「科学とオカルト」で考える

つづき。
かくの如く、科学の守備範囲は限定的なわけだが、
じゃあ、とりこぼした領域は「何が」補完するのか?
と思う。
無常なのだから、法則性だとか体系だとか理論だとか
構築できないんだろうか。

なにか、世界と宇宙を貫く美しい何か、を求めるのは
大脳新皮質の見る夢でしかないのかな。
そこら辺を、まるっと「神の御業」に丸投げしてるのか。

元々は、人間の「不安と恐怖」から始まった。
そこをなだめ安心

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「経済は、人類を幸せにできるのか?」

ダニエル.コーエン著。作品社。243ページ。
彼のことを、NHK「欲望の資本主義」で知った。
コメントが抜群で、記憶に残った。いわく、
「ネットがやっていることは結局、売買のマッチング。
創造的とは言えない」
フランス人らしい、斜めからの物言いで、突き刺さる。

本は図書で借り、以下は自分のメモから抜粋して作成。

●人間の問題は、幸せに慣れてしまうということ。
すぐに常態と化し、次の不満が発生す

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