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できすぎてもNGアナウンサーあるある

こんにちは!アナウンサー受験のプラットホーム・井上智惠です。
アナウンサーになりたい学生さんをサポートする中で、
感じたこと、アドバイスしていることなどを、
ここでも伝えています。

これからアナウンサーを目指したい!
もしくはちょっと気になっている…
別の仕事をしている社会人だけど、アナウンサーという仕事を少し知りたい…

とにかく、アナウンサーに興味ある人に届いてほしい!という想いだけでnote書いてます!!!

ちなみに、私、文章を書くのは好きだけど、見出しつけたり、そういった作業が苦手で… 見にくいかもしれまんが、ベタ打ちで失礼しますm(__)m

さて、今回は
【できすぎてもアナウンサーになれない…】というテーマです。

完全になれない!!とまで言い切ってしまうのは違いますが、

今まで20年ほど各局のアナウンサーを分析してきた私が見た印象でその傾向はだいぶ強いと思います。とくに地方局は!

アナウンサーを目指す人の中で多いのは、

●演劇、ミュージカル、モデルやタレントの延長線上としてアナウンサーになりたい。
●子どもの頃からの夢だったから、アナウンサーになるために放送部に入ったり、ミスコンに出たり色々努力してきた。
●いわゆる偏差値の高い有名大学に入ったから、アナウンサーになれそう。
 (今まで受験で失敗したことがないので、アナウンサーにもなれそう。)

こういった考えで目指している人たちが多いです。
この3つの中で、3つめの、
いわゆるお勉強ができる
●今まで中学・高校・大学と希望の偏差値の高い学校に入ってきたし、
 博識だからアナウンサーにもなれそう…

というタイプの方たち、意外と受かりません。

いや、これだと語弊があるので言い換えますが、

アナウンサーになれるのは、
【学力や経験があっても、それを外に出さないタイプ】
【天然で少し抜けているくらいのタイプ】

こんな人が多いような気がします。

なぜかということ、
お察しがつくかもしれませんが、
知識がありすぎると、放送で難しい言葉を使ってしまったり、
インタビューで高度な質問をしてしまったりして、
視聴者はついていけません。

勉強が嫌いな人だっているし、
大学で学んでいない人だって視聴者の中には多いですから、

ニュースだったとしても、中学生くらいが見てわかるような放送が必要になってくるのです。

難しい内容を、そのくらい易しく噛み砕くわけですから、

あまり知識がありすぎると、
【どのくらい噛み砕いたらいいのか、わからない。】
【視聴者が何がわからないのか、わからない。】
【これって常識でしょ?】
【知っている知識を隠すなんてプライドが許せない…】

など、テレビ局で働く上で、マイナスに働く場合もあります。

もちろん、博識だったとしても知識をひけらかさず、共感力の高い人はやっていけますが、

私の印象では、そういう人はわずかだと思います。

そうですよね。知っていることは伝えたくなるし、
頑張って覚えてきたことを知ったかぶりするなんて、なかなかできません。

ですから、お勉強ができすぎる人は、
それが外から見えないようにする、表情や話し方など、
別のトレーニングが必要になってくるのです。


今回は、【勉強できすぎてもNG】というテーマでした。
お伝えしたいこと、わかりましたでしょうか?









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