デザイナーとして復活するためにやったこと。
デザイナードラフト×note「#こんなデザイナーになりたい 投稿コンテスト」が開催されているので投稿をします。
私はどんなデザイナーになりたいのかと聞かれたら、私はデザイナーになりたい。とそう答えます。お題無視かよ。
昨日、こちらの歪んだポストをしました。不快な文章です。
低年収と長時間労働がデザイナーの自己効力感を奪っていく話。
https://note.mu/swcd/n/ndc448dbf0787
適切な努力をせずに、かなり前から自分の人生は詰んでしまったと思っていました。そこから再生するまでにやったことです。
独学の若い方が活躍していることを知る
きっかけは独学でUIデザイナーになるを書かれているカイタクミさんであり、勝手にUI改善のはるたんさんでした。
デザイナーになれなかった私は、未経験でデザイナーになる道を独学で切り開いた方々を見て悔しい思いと情けない気持ちでいっぱいになりました。
そして私にもできるんじゃないかと思ったんです。
適切な努力をしていないことを認知する
けんすうさんのこちらnoteを見て自分がいかに適切ではなく過し、自分の人生を手放しているかを再認知しました。30半ば、ブランクあり。たとえハードモードだとしても。自分のコントローラーを持っているのは自分しかいないのだから。
UIデザインの学習をする
肩書きが「デザイナー」のころもずっとグラフィック面で課題を抱えていて、かと言ってゴリゴリにコーディングできるわけでもないし・・・ フロントエンド界隈の会話についていけないし・・・ とキャリア選択に迷っている頃に「UIデザイナー」という言葉を知りました。
ちょうどgoodpathが設立された頃ですね。
実務ではiphone 3GSから4へと移り変わっていく時期でjquery mobileでSPサイトを作ったりUIの前駆的な事はしていましたが、ちょこちょこ調べてはどうやったらなれるかわからない日々がずっと続いていました。sketch3も落としてみたもののどうしたらいいかもわからない。
そのうちに UIデザイナー不要説なども出て来ていよいよわけがわからなくなりました。
わからないままではいけないので学習を進めていきます。
すでにその道で有名な人をフォローする
web Designingは毎月読んでいたもののなぜか他人が何してるか全く気にしてなかった私は、業界の有名な人をほとんど知りませんでした。知っていたのは中村ユウゴさんと北村慧太さんだけでした。twitterアカウントを作ってそれらしき人々をフォローしていきます。
すると坪田さんからヒントが。
2大デザインガイドを読む
・Apple HIG
・google マテリアルデザイン
この2つはマストなんですが、んで実務的にどういうところを特に気をつけて?という気分になってしまってなんとなく知識が上ずっていく感じあるんですよね。読み合わせ会(ペア読書)みたいなのするといいと思います。
わたしはmediumなどで要所をつまんでるのを読んだりしました。
UIに関する本を読む
知識をつけるために読むべき本を探します。
全部は読めてません。必要になったときにリファレンスとして必要かなという感じはありました。
読書バトンはすでにレイヤーが何個も上の方々が実務をする上でどんな本を読んでいるのかを知るのにとてもいい機会でした。
UIに関するスライド類を見て要所を掴む
わりえもんさんやしょこたんさんのスライドなど etc
探すとちょっと時間の経過もありますがいろいろあります。
ツールの使い方を覚える
まず、sketch本を読みチュートリアルをしました
atomicよりlvデザインの概念のほうがとっかかりやすいです。
さらに私はUdemyのこちらでsketchの使い方を覚えました。
少し古いので、触れる順番は逆の方がいいかもしれません。
Adobe XDはCC道場をみて学びました
linkedinの黒野さんのチュートリアルもわかりやすかったです
また、先日XD meetingにも参加しました。
FeedlyにUI関連の記事・会社を登録する
・goodpatch
・root inc
・フェンリル
・STANDARD inc
・DeNa
・DENDESIGN
・hajipon.com
・クラウドワークス
その他 airb / dropbox / uber などなど
sioriデザインもslackに流すようにしました
UXのことも知る
sketchのことを知る上でヒスヒサさんのことをしり、UXの概念も必要であるなと思いはじめUX関連のことも調べていきます。
couldを読み、automagicをきき、UXミルクなどをつまみ読みしていきます。
スクールに課金する
自分一人では要所を得なかったのでUIデザインのオンラインスクールに課金しました。うーん。。。 費用対効果がかなり謎でした。
なくなってしまいましたが、メルカリのスキルシェアサービスteachでUIデザイナーの方々が参加されていたので、そういうサービスを使うといいんだろなと思いました。ああいう感じで復活してくれ・・・ 聞きたいこといっぱいある。 需要あるからUIデザイナーさんだけでもなんか他のサービスしてくだしあ!!!
テクニック記事を読む
noteを書く
深津さんのことも存じ上げてなかった(田舎もの)のでこんなにぐいぐい来てるサービスとは思っておらず最初は清田いちるさんのshort noteがリデザインしたんだと思ってました。。。 インプットしながらアウトプットしていきます。
トレースをしたり
リデザインしたり
新しいツールの解説をしたり
セミナーに参加したり
結果的にnoteのデザインまとめ記事で何度か取り上げていただくことができました。一度取り上げていただけると全く無名の私でも2000ビューくらい流入がありました。取り上げてもらえなかったときに何が悪くてどうしたら役に立つような記事になるかなども考えました。取り上げられなかったときでも深津さんが夜中に風のように現れていいねをぽちっとしていってくれるのでモチベーションも保たれました。
セミナー記事は印象に残ったことを書くようにして記事として被る部分が多くなるより温度感を大事にして書いてみたり投稿をなるべく早くしたりしました。(現在はみな即時投稿をしているのでもはやちょっと遅れて要所をまとめた温度感のある記事が需要あるでしょう)
あと、投げ銭もらうとめっちゃ嬉しいですね!まだ1度だけですけど。
現在はもらった投げ銭を他のユーザーの方々に課金するようにしました。
同じ経験してほしい。
現在は34記事でこれくらいのビューです。
多分毎日続けて書くともっと伸びていくことでしょう。
いろいろ学習してきましたが、実務部分でどうしたらいいのか、手続き的な方法がどこにも書かれていない。こればかりは体験しないとわからないのに体験する先がない。若ければインターンもあっただろうけど。
日本でも学生以外のインターンが開かれることを願います。
ここまでの段階で若い人ならきっとすっとUIデザイナーの実務に入れるでしょう。
デザイナードラフトに参加する
UX MILKを読んでいたので、デザイナードラフトを知り、現時点で私に価値はあるのかどうかを試して見ました。こちらの記事をみて入力していきます。
びしびし赤が入るのかなと思っていましたが一発で通りました。
このために友人の美容院のサイトもリニューアルして実績としました。
念のために言っておくと、デザイナードラフトはポートフォリオやその説明をみて企業側が年収を提示して指名してくれる転職サービスです。
皆がスルーしていく
30半ば過ぎ、実務としてのアプリUI経験はなし。
おそらく全く指名入らずにスルーされるだろうなと思っていました。
実際、開期に何度も同じ会社がレジュメを見てくれてはスルーしていきます。すごく心中穏やかじゃありません。ときどき候補リストにいれてもらえるものの、やはり外される。
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やっぱりな。むずかしいか。
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奇跡的に 一件指名が入りました
アポを取ってお話を聞きにいく
デザイナードラフトには面談よりも緩やかな
ただお話を聞きたいという項目があって、その選択をしてオフィスにお邪魔しました。その企業様は給与は低いけど評価がしっかりしているとおっしゃっててそもそも私にとってはめちゃめちゃ高い給与額提示されていたので何をいっているんだろう、めちゃすばらしいじゃないですかと思っていました。
企業としてもすごく魅力があり、働きがいがありそうでした。
ただ、求めるスキルセットを私がもっていなかった。残念でならない。
そこで普通の人だったら やるっていうんだろうな。
どんな人(デザイナー)になりたいか
年齢の負い目と対就業年数におけるスキルの少なさ、グラフィック能力に課題を抱えている私はもう少し度胸のある人になりたいなと思っています。
ある部分ではストイックに耳をかたむけ、ある部分では鈍感になれるようなそういう人にわたしはなりたい。
ひとよりちょっと生きるのが苦手な私が悲観をすることは止められないでしょう。ただ、他ならず自分が自分の人生を生きているんだと、受動的にならずに進んでいける姿勢をもってこれからの人生を歩んでいきたいなとそう思いました。
お付き合いいただきありがとうございました。
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