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ウミネコに五度見させる方法

先日、宮城県気仙沼市へプチ旅行へ行ってきました。
自宅から車で約1時間。

今回の一番の収穫は「ウミネコに五度見される方法を編み出したこと」だと思います。
それを説明しようと思います。

①まず、遊覧船に乗ります


大島汽船株式会社さんの遊覧船に乗りました。

もしかしたらウミネコと出会える遊覧船であれば全国どこの遊覧船でも良いのかもしれませんが
五度見をするウミネコは気仙沼だけに居る可能性も無くはないと思うので気仙沼がおすすめです。

大きい船を海側から見られます


②かっぱえびせんは買いません


遊覧船と言えばウミネコやカモメたちにかっぱえびせんを与えるのが醍醐味ですね。
ですが我慢します。これも五度見されるためです。


③かっぱえびせんをウミネコに与える乗客たちを見守る


乗客のみなさんが楽しそうにかっぱえびせんを与えるのを見守ります。
②で我慢を強いられた人にとっては辛いかもしれませんね。

大人も子どもも楽しそうでした


④かっぱえびせんラッシュが終わる瞬間を見極める


かっぱえびせんは有限です。必ず底をつき、無くなります。
その瞬間を逃さないでください。


⑤かっぱえびせんがなくなった乗客と同じ場所に移動する


かっぱえびせんが無くなった後、その場から移動する乗客がいます。
かっぱえびせんを与えていた同じ場所にスッと移動します。


⑥その場所からウミネコたちを見つめます


「かっぱえびせんが有限」なのは人間たちの勝手なので、
ウミネコはかっぱえびせんがまだあると思い、船にたくさんついてきます。
船の際にいる人間がかっぱえびせんをくれるだろうと。

そのとき。
―――ウミネコは五度見する。

「かっぱえびせん、えーと、船の際にいるからこのニンゲンのはずだよな?え、でも、このニンゲンかっぱえびせん、無い…?そんなはずは…?」

「船の際にいる人間はかっぱえびせんをくれる」という学習をしたウミネコが
かっぱえびせんを持っていやしない人間のどこかにかっぱえびせんを探し、五度見する。

きっとあの五度見をしたウミネコはこうだったに違いない。

かっぱえびせんラッシュが終わるとついてくるウミネコも減ります


それから美味しいものを食べて、

美味しいお土産を買って、

帰り道は三陸道を通らず、登米市東和町を通って帰りました。
山や川が神聖な雰囲気でとても素敵な町です。

どうぞみなさんも、気仙沼でウミネコに五度見されてみてくださいね。

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