【23年9月前半振返り】サラリーマンでも出来る再現性の高い資産形成ノンフィクションエンターテイメント
9月13日に岸田政権が内閣改造を行いました。
だれがどのポジションに就くか、という人事に関しては正に政治の力が最大限働く部分なので、我々庶民よりも権力者の方々のためのイベントのような気がしています。
ところで岸田氏は就任当初から「所得倍増」を掲げていますが、これまで皆さんの所得は倍増しましたかね?少なくともパラディソの所得は倍増していませんが。
ここで言う”所得”は厳密に何を指しているのか分かっていないパラディソですが、「収入-必要経費(コスト)=所得」と捉えるなら、最大の負担である所得にかかる税&社会保障費(併せて国民負担率約50%)をまずは下げれば良くないか?と思っていたりもしています。
さて、専門知識がなく良く分からないこと、自分ではどうしようもないことをあれこれ考えている暇があれば、今月も今自分に出来る事に集中し、マーケット観察をしていきますね。
■起きている事
●米国10年債利回り動向
9月に入りアメリカ10年債利回りは上昇し、高止まり。
危険な水準ですね。
●米国株式マーケット動向
株価は9月前半レイバーデイあたりで下げていましたが、徐々に盛り返し50日移動平均線の上にいます。
●経済指標観察
-米国 PCE物価指数
すべて予想と一致しました。奇妙なくらい綺麗に一致ですね。
-米国 雇用統計
平均時給は予想を下回りましたが雇用者数は予想超え、失業率は上昇とあべこべな結果となりました。
しかし、興味深いデータとして失業率が底打ち反転したようにも見えます。
-米国 消費者物価指数(CPI)
総合、コア共に若干上振れました。
これをマーケットがどう捉えるかは分かりませんが、どちらにせよまだインフレとの闘いは続くのだなと思います。
サウジアラビアの減産が効いている原油高の影響が総合指数の方に現れています。ただし、コア指数に目を向けると予想を0.1ポイント上回りましたが、前年同月で見れば少しだけ鈍化していることを確認できます。
コアに関してはこの先「住居(緑色)」が下がれば、グッとインフレ鈍化が進むデータになりそうなのでそのあたりに注目です。
■9月前半にしたこと
●レイバーデイ明けの相場を観察
9月5日6日は陰線で下げ、7日は下げたけれど陽線、8日は陽線で上げ、11日は上げたけれども陰線。
うーん、株価チャート見てても私クラスの素人には何も分かりませんw
強いて言えば、50日移動平均線上に戻っているので特に悪くも無さそうですね、よく分かりませんが。。。まあ半分占いなのでこんなものでしょう。
●$MDB(モンゴDB)新規買い建て
8月末に発表された好決算を見込み1日フライングして久しぶりにハイパーグロース銘柄を買いました(本来御法度)。結果、想定通り良い決算でした。この手の銘柄は高バリュエーションの銘柄になりますので、今のような金利上昇局面ではあまり推奨されないかもしれません。
が、しかし、趣味枠として少しだけ。
今回は「良い決算で機関の買いが入るだろう」という動機なので、初動で思ったように動かず、8%マイナスまで掘った場合は一旦払うつもりです。
●財布を落とす
友人との酒席の帰り道、最寄り駅近辺で財布を落としてしまいました。改札を出て、自販機で飲み物を買い、自宅までの間で落とした模様です。
その間、3分~4分。家に帰り財布がないことに気付き、すぐに戻ったのですが、もう財布はありませんでした。
翌日、警察から連絡があり、財布は戻ってきましたが、現金だけゴッソリ持っていかれておりました。
まあ、財布やカードが戻って来たので最悪の事態は免れましたね。
もしパラディソの財布から現金を抜いた人が生活に困っている人だったなら、人助けをした可能性もあるので、今回は良しとしましょう。
★(もしお金に困ってる人だった場合)寄付した金額:25,000円
■9月後半にやること
●ジュニアNISA設定変更
9月10月で相場が軟調になる傾向があるので、そこを狙ってスポットで今年のジュニアNISA枠を埋めようと考えています。
が、しかし。
今年この先どうなるかは誰にも分からないことは前提で、もし調整しても綺麗に底で拾えないかもしれないという自分自身のタイミング投資の技量に懸念があるので、念のため何もしなくとも12月までに1人当たり80万円を使い切れるよう、積立設定を3万円⇒8.4万円(娘2人分なので合計16.8万円/月)に変更しています。
●今月も粛々と買い増してゆく
相場が軟調だろうが、金利が高かろうが、リセッションが来ようが、暴落が来ようが、円安だろうが何だろうが、基本動作はどんな時も変わらずに粛々と行うのが鉄の掟。
今月も月初、月中、月末と合計306,300円分買い進めています。
※正確には上記にジュニアNISAの168,000円と妻口座のiDeCo23,000円を合算し497,300円!
・オールカントリー:200,000円(特定口座)
・S&P500とオルカン:33,300円(積立NISA)
★予定_楽天VTIとオルカン:50,000円(クレカ積立)
★予定_S&P500とオルカン:23,000円(iDeCo)
■まとめ
サウジの減産を起点に原油価格が再び高騰し始め、今後インフレ継続の懸念から、市場は追加利上げを織り込み米国10年債利回りは依然として高い状態です。
教科書的に言えば、金利と株価はシーソーの関係=株式にとっては良くない環境。
しかし、アメリカ経済やウクライナ戦争の行方、中国景気不安など、いつ状況がコロっと変わるか分かりませんので、今は特に何もしないことがベターかなと思います。
「何もしない」は「何もできない」とは違いますね。
「何もしない」ということを諸々考え抜いたうえで意思決定しているのです。
もちろん、長期を見越した積立は継続です。止めたり、減らしたり、増やしたりなど変化は付けません。
まさに「何もしない」です。
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