S&P500に勝つとはどれ程難しい事なのか【23年8月の戦況】
8月は久々に厳しい相場環境でした。
7月までは良い感じでアゲアゲだったのにも関わらず、8月1日から急に風向きが変わったような気がしています。
ただしかし、この企画は指数との相対比較勝負になっているので相場が上げようと下げようと究極的には関係ありません。
それでは8月の勝負を振り返りましょう。
■パラディソ VS S&P500(eMaxis slim米国株式)
23年8月の戦況です ↓
【メイン指標】
・収益率では負け
【サブ指標】
・標準偏差(リスク※結果のバラつき)では勝ち
・シャープレシオ(儲けの効率)では負け
【8月のセクター別ヒートマップ】
これを見ると今月も(今年は)ビックテック比率により勝ち負けが決まると納得。
■パラディソ VS オールカントリ―(eMaxis slim全世界株式)
【メイン指標】
収益率では負け
【サブ指標】
標準偏差(リスク※結果のバラつき)では勝ち
シャープレシオ(儲けの効率)では負け
■まとめ
7月、8月とこの夏にサテライト枠のポートフォリオ調整を実行しているのですが、パラディソのサテライト枠はポートフォリオ全体の15%程なので、大きなインパクトを与えませんね。
1月から一貫して、各指数よりも標準偏差(リスク)が低めです。これはボラティリティ(変動幅)が小さいことを意味していて、リスクが低いとも言い換えられます。
そして、リスクを取ったことによって得られた超過リターンが高いこと(効率よく収益が得られたこと)をシャープレシオで表しますが、結果的にリスク(標準偏差)が低いのでシャープレシオであればそこそこ健闘している。
要するに、S&P500に比べて、収益率では多少劣るが、値動きの幅が小さく、安定していると言えそうです。
とは言えパラディソポートフォリオは約85%がS&P500やオルカンなどのインデックスファンドなので、勝ち負けの差もコンマ数%です。ただ相対比較の勝負なので負けは負け。
この企画を始めてからそんなことが分かってきました。
※参考:これまでの戦歴※
1月
対S&P500
収益率=負け
シャープレシオ=勝ち
対オルカン
収益率=負け
シャープレシオ=負け
2月
対S&P500
収益率=負け
シャープレシオ=負け
対オルカン
収益率=負け
シャープレシオ=勝ち
3月
対S&P500
収益率=負け
シャープレシオ=負け
対オルカン
収益率=負け
シャープレシオ=負け
4月
対S&P500
収益率=負け
シャープレシオ=負け
対オルカン
収益率=負け
シャープレシオ=負け
5月
対S&P500
収益率=負け
シャープレシオ=勝ち
対オルカン
収益率=負け
シャープレシオ=勝ち
6月
対S&P500
収益率=負け
シャープレシオ=負け
対オルカン
収益率=負け
シャープレシオ=勝ち
7月
対S&P500
収益率=勝ち
シャープレシオ=勝ち
対オルカン
収益率=負け
シャープレシオ=勝ち
8月
対S&P500
収益率=負け
シャープレシオ=負け
対オルカン
収益率=負け
シャープレシオ=負け
★サポート頂いた金額は小児医療・難病支援をしている団体へ寄付をします★ ↓寄付先一例 ■難病医学研究財団 https://www.nanbyou.jp ■日本財団 https://www.nippon-foundation.or.jp