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編集者と小説家。編集者とマンガ家。画商と画家

私は小説家を目指しているのだが、昔はマンガ家を目指していた。
マンガを出版社に持ち込むと、「絵が下手すぎる」と言われ、「マンガ家は諦めろ」と言われた。
そして、ある編集者は言った。
「マンガなんて寝転がって鼻くそをほじりながら読むものだからね。それを覚悟でマンガ家を目指さないとダメだよ」
その頃から私は編集者というものが嫌いだ。
マンガの編集者たちは自分たちは物作りをしているという意識があるらしい。
小説の編集者もそういうものなのか?
もし、そうならば、そういう業界の在り方を変えなくてはならないと思う。
編集者が小説の内容まで踏み込んで、ここは変えてください、とか、ここは削ってください、とか言うならば、絶対に従いたくはない。
だってそうだろ?
それはピカソの絵に画商がこの方が売れるからと手を入れるようなものだぞ。編集者は芸術家じゃないんだぞ。

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