マガジンのカバー画像

さまざまな媒体の感想

11
運営しているクリエイター

2020年1月の記事一覧

『存在のない子供たち』ひとこと感想。ゼインくらいの劣悪な環境に置いたわけでもないのにゼインと同じ心の叫びを子供に上げさせるわたしの両親はつくづくクソだと思いました。

映画を見てきて両親の毒親ぶりに憤る(前編)

映画を見てきて両親の毒親ぶりに憤る(前編)

今月はやたらと映画を見ている。今日時点でもう8本。日曜日に見た『パラサイト』と『リチャード・ジュエル』については時宜を逸したのでまた改めて書くとして、今日見た映画の話をしたい。
仕事が早上がりだったので、早稲田松竹の2本立てを見てきた。

『風をつかまえた少年』飢饉に悩むアフリカ・マラウイで発電風車を作って村の水不足を解消した少年・ウィリアムの話。
予告やあらすじを見て、発明に四苦八苦したりお父さ

もっとみる
『卒業』はとにかく気持ちの悪い映画だった

『卒業』はとにかく気持ちの悪い映画だった

※このnoteにはダスティン・ホフマン主演『卒業』のネタバレが含まれています。

今日は気分がハイになっているので、もう一本更新する
早稲田松竹で『卒業』『クレイマークレイマー』の2本立てを見たことは、ひとつ前のエントリで書いた。
どちらも名作の誉れ高い、映画史に残る傑作であるらしい。『卒業』のラストの、教会で花嫁を攫うシーンはパロディやオマージュを重ねられ、一種のミームになっている。
(ちなみに

もっとみる