資格のすずめ

人生を変える資格の考え方・選び方・取り方・使い方を情報発信│一発合格→社労士・行政書士…

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人生を変える資格の考え方・選び方・取り方・使い方を情報発信│一発合格→社労士・行政書士・2級FP技能士・貸金業務取扱主任者│大手資格スクール元相談員│同スクールで社労士単発講座&勉強法ガイダンスを週2回担当│士業開業&勤務経験あり│現資格ライター&ブロガー

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最近の記事

また会う日まで

この世界は、悲しみと苦しさに、満ちあふれながら、それでも前を向くだけの素晴らしい機会が、与えられていると、思うのです。きっかけとして、資格があるのなら、それはそれで、素晴らしい事だと、思っています。 これが、私が形にできる最後の言葉として、何かしら有意義なものを、提供できたのであれば、それなりに幸福の、深夜の側で。 あなたの、合格を、願っています。学びのすずめ(旧資格のすずめ)は、それでも尚、あなたの、資格合格を、願っているのです。 また会う日まで。

    • 資格スクールの模試は復習で仕上げましょう【コラム記事】

      資格スクールの模試受験は、目標と目安になります。「合格圏内を目指す」という目標。「合格圏内に入ったかどうか」という目安です。 しかし、合格圏内に達していない場合でも、過度に落ち込む必要はありません。重要なのは本試験での合格です。そのためには、模試の問題を復習で仕上げてください。 模試を受けっぱなしにせず、時間に余裕がある限り、アウトプット学習に模試の問題を加えて反復するのです。ただし、まずは過去問の正答率を上げてくださいね。その後に模試です。 模試は「良質な予想問題の一

      • 資格は客観的な証明になりますよ【コラム記事】

        社会人の勉強には様々な種類があります。資格取得に限らず、自己啓発やスキルアップの学習も含まれます。しかし、資格は成果を明確に示す指標として効果的です。 例えば、ある人が「本を100冊読んで勉強しました」と主張しても、その真偽を確認するのは難しいものです。読んだ本の内容や理解度を他人が評価するのは困難でしょう。 しかし資格試験に合格すれば、その努力と知識が合格証書という形で客観的に証明されます。このように資格は、学習の成果を具体的かつ明確に示せるため、多くの社会人にとって魅

        • ウサギとすずめ【短編小説】

          あの日、僕は、誘われたんだ。ふらふらと、生きながら、歩きながら、何もない世界を、歩きつつ。ふと、見つけたんだ、赤いウサギを。その、後ろを、付いていっただけ。ウサギは、時に振り返りながら、笑いながら、僕の存在の、全て、受け入れながら。 寂しかった。悲しかった。何もなかった。暗い部屋の中で、誰とも会わない日々を、過ごしていた。カーテンを閉め切り、昼間から、暗い空間で、奥歯を噛みしめ、血走った眼で、北側の壁を、睨んでいた。本当に、何もなかった、僕の生活は。 大学を中退してから。

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        • 資格ショートショート
          1本
        • 名言と資格
          0本
        • 140文字の資格小説
          0本
        • 資格しょ
          0本

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          資格試験に一発合格するには、覚悟が必要です。【コラム記事】

          私は国家資格に落ちたことがありません。行政書士、社労士、貸金業務取扱主任者、FP2級の全てに一発合格しました。そのために多くの時間と労力を費やしたという自負があります。 もちろん、より難しい資格は存在しますし、一発合格が全てではありません。しかし、私にとって、一発合格は非常に重要でした。「時間は有限」という意識が常にあるからです。 何より大切なのは、覚悟を決めることです。中途半端な気持ちでは、中途半端な結果にしかなりません。覚悟を決め、自分を信じ、努力を続けるのです。それ

          資格試験に一発合格するには、覚悟が必要です。【コラム記事】

          夢中になりましょう。資格学習以外でもかまいません。【コラム記事】

          好きなことを見つけ、夢中になることは、人生において重要なことです。 やがて命が尽きることも、今この瞬間も、全てを忘れてしまうほど没頭できる何かを見つけられれば、幸運なことだと思います。 それが資格学習であれば、非常に素晴らしいことです。資格取得の学習は、自己成長やキャリアアップに直結するため、有意義な時間の使い方と言えるでしょう。 しかし資格学習に限らず、他のどんなことでもかまいません。自分が心から夢中になれる何かを見つけるために、探し続けることが大切です。 人生は一

          夢中になりましょう。資格学習以外でもかまいません。【コラム記事】

          明日の資格学習のため、昨日の解釈を変えましょう【コラム記事】

          明日を変えるために今日を変えるなら、まずは昨日の解釈を変えることが重要です。昨日の出来事や行動をどう捉えるかによって、今日の行動や気持ちが大きく変化します。 例えば、昨日勉強できたという事実をポジティブに捉えることで、今日も勉強を続けやすくなるでしょう。結果的に明日が変わる可能性が高くなります。 昨日勉強できたということは、自分が目標に向かって一歩前進できたという証拠です。その達成感や満足感によって自己肯定感がアップし、「今日も努力しよう」というモチベーションが生まれます

          明日の資格学習のため、昨日の解釈を変えましょう【コラム記事】

          資格を目指し生きるあなたへ【散文詩】

          あなたが、泣いている姿を、僕は見ていた。 あなたが、嬉しそうに、はしゃぐ姿も、僕は見ていた。 あなたは早朝に、資格の勉強をしていた。 あなたは会社の昼休みに、資格の勉強をしていた。 あなたは休日前の深夜に、資格の勉強をしていた。 僕は、いつだって、伏し目がちに、あなたを見ていた。 誰もいない、冷たい場所から。 美しい人よ。 真剣に、テキストに向き合う横顔が、好きだった。 僕の隣で、無邪気な姿で。 お酒が入ったときの、変なダンスも。 急に泣き出す瞬間も。 うんうんと、なぜ

          資格を目指し生きるあなたへ【散文詩】

          資格合格の向こう側を信じて。

          どうしようもない夜を、乗り越える方法の一つとして、資格の勉強があるのだと思うのです。その夜が、冷たくて、悲しくて、もどかしくて切なくても、何かに集中する手段として、その、方法として。 あなたが目指す合格の向こう側に、違う世界が、広がっていると、信じるのです。信じづらい時間が訪れても、ささくれだった世間に、押し潰されかけても。信じるのです。その、向こう側を。その先の時間を。今とは違う、何か を、信じるのです。 信じづらい夜も。 泣きたい朝も。 死にたい昼だって。 信

          資格合格の向こう側を信じて。

          死の国の彼方へ【掌編小説】

          俺は、思っていた。いつか、資格を、取ろうと。ずっと、ほしい資格が、あったから。来月から、勉強を始めよう。再来月から、始めようって、そう、思っていた。 まさか、死ぬとは、思わなかったんだ。笑うよな。まだ、27歳だって、いうのに。父親も母親も、普通に生きてる。じいちゃんも、ばあちゃんも。なのに、な。 来年から、始めたって、いいだろ? 再来年からだって。俺には、まだまだ、人生が、残されてるんだし。まだまだ、色んなことが、待ってる、はず。 まだ、結婚だって、しちゃいない。経済的

          死の国の彼方へ【掌編小説】

          恋人よ【短編小説】

          全てを、失ったように思えて。何もかも、無くしたような気がして。ただ、顔を見ているだけでよかったし、ただ、声を聞いているだけで、よかった。特別な瞬間など、必要なかった。いつだって、特別な何かを、僕は感じていた。君だって。 いなく、なった。あれほど美しかった景色が、セピア色に変わった。君がいない世界など、想像しなかった。僕は、1ミリだって、考えていなかった。完璧な世界が不完全に崩れ落ちて。そのまま、途方に暮れている。 愛というものが、もし仮にあるとして、僕は100%、自己満足

          恋人よ【短編小説】

          僕は、君のコピーになりたかった【短編小説】

          僕は、君の、コピーになりたかった。君の人生を、まるまるコピーして、生きたいと願っていた。だから、君が大学時代に取得した資格の勉強を始めた。難しかったよ。知らないことばかりだった。社会人との両立も大変だった。毎日、仕事から帰宅して、通信講座の動画を見た。休みは一日中、勉強していた。通勤時間も電車の中でテキストを開いたり、アプリで過去問を解いたり、とにかく勉強漬けの日々だった。 その結果、だと思う。二度目の受験で合格できた。ぎりぎりの点数だったけれど。君のように、合格ラインを、

          僕は、君のコピーになりたかった【短編小説】

          リョウタは激怒した【短編小説】

          『メロスは激怒した。』から始まる太宰治の「走れメロス」という作品がどれほどすごいのか、父はよく語っていた。「やっぱすげぇのさ、太宰は。どんな作品も最初と最後の一文が優れてる。特に走れメロスは…」と、話し始めると止まらなかった。 僕は子供の頃から激怒したことがない。そんな僕に対して父は「おいおい…リョウタ、おまえは…昔から…優しい子さ。でもな…友達を守る…ためには…激怒しろ。それ以外…穏やかに…過ごせ。これが…父さんの、遺言だ」と、病床でそう言って、いつもの笑顔を浮かべようと

          リョウタは激怒した【短編小説】

          【まとめてモチベUP!】

          資格のすずめと申します。2021年5月からTwitterを始めました。 当初は資格について幅広くつぶやいていたのですが、「いいね」や「RT」していただくツイートの多くが、モチベーションに関わる内容でした。 そこで今回、反響が良かった過去のツイートを中心に、補足・解説を加えてまとめます。 当初はツイート紹介をメインに、「補足・解説はおまけ程度」と考えていたのですが、実際に書き出すと止まらなくなり、補足・解説だけで4,500文字を超えました。 ただしツイートごとに補足・解

          ¥670

          【まとめてモチベUP!】

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          僕は今、静かに試験開始の合図を待っている【短編小説】

          何度もあきらめそうになった。苦しい夜も、やる気のない朝も。様々な日々を潜り抜けて、それでも僕は、試験日に受験会場に向かっていた。 もう資格学習をやめよう、これ以上はムリだ…と思う日もあった。仕事が忙しくて1日勉強を休むと、2日目に復帰するのがしんどかった。理解した箇所をすぐに忘れたり、暗記した箇所を忘れたり、そのたび自分の頭の悪さに絶望した。 そもそも、子供時代に勉強できなかった僕が、社会に出てから資格を目指すこと自体、間違いなんじゃないか? 合格率一桁の資格に受かるのは

          僕は今、静かに試験開始の合図を待っている【短編小説】