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知的障害のある子と共に

最近、とある有名な方のYouTubeの中で
「SNSなどで不快なコメントをしてくる奴らは境界知能…」
というような発言を耳にしました。
この方は、小学校時代に
「ブサイク!!」と言われたそうで…
その子も境界知能なのでは?
とおっしゃっていました。

自分に対して攻撃的な発言をしてくる人が
本当に境界知能かどうかは、
わからないのに…

小学校時代にブサイクと言ってきた同級生は
本当に境界知能なんでしょうか?
現在の学校教育がよくない…
と言いたかったのかもしれませんが…(;^ω^)

SNS上では、
「おまえ境界知能だろww」
みたいに使う人もいるようで…
レッテルを張って、攻撃をしている
という印象をうけました。

「知的障害」と「境界知能」
この線引きは難しい…

「おまえ知的障害だろww」
と発言できる人は、
ほとんどいないと思うんです。
それは、
「障害者に対して差別発言だ!!」
と、非難されることがわかっているから…

境界知能と攻撃することも
同じなのではないでしょうか。

これは、
知的障害のある子の母だから思う事
なのかもしれませんが、
知能指数が低い人を
見下し、馬鹿にしている人が多々いる。

口には出さないけれど、本心は…
という事なんだろうな~と…。
悲しくもあり、残念に思うと同時に、
今までの経験上、
「こんなもんだよね~」
と、諦めに近い感じになりました。

酷い言葉をかけられて、
「あいつら境界知能だから仕方ない」
と自分を守る為に思うだけなら、
その人の自由ですし、何も思いません。
発言してしまう事が…残念です。

確かに、
話が通じない、すぐにキレる、
判断できない、
考えて動かない、忘れてしまう…
という特性をもった人はいます。

そういう人と仕事をしたこともあります。
当時は境界知能という言葉すら知らず、
一緒に仕事をすると
その人の分も私がやる事になり残業…
でも、その人は定時で帰宅…
「なんで出来ないの?」とイライラし、
限界がきて会社を辞めました。

当事者が自覚する事も大切な事なので
長男には
「知的障害のある自閉症」
と、障害の事を説明しています。

知的障害があるからといって、
ダメ人間ではない。
という事も説明した上で、
少しでも、考えて解決できるように、
紙に書きながら、コツコツと…。

そうやって、
長男と頑張っている今だから
気になってしまったのかもしれないです。

一番大切なことは
やっぱり「自分を知ること」
ぜひ、自分の事を分析してみてください(^_^)/~




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