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これが障害というものです

 この表紙とタイトル・・・
実は、ものすごく抵抗あがありました。

どこに抵抗があったと思います?

『IQ50以下』
この言葉です・・・

これは事実。
今まで長男のIQを
気にしたことはなかったのですが、
文字化してみると・・・

『う~』
と、急に抵抗が出ました。

中度知的障害と書いた時点で、
IQ50以下
というのはわかる人にはわかる。

それなのに、数字として見ると、
ものすごくリアルに感じてしまいました。

知能が高い人は頭が良い。
知能が低い人は頭が悪い。

IQが高い低いで
上下という感覚が出てきてしまう。

上下なんてないのに、
私もまだ、
上下を感じているんですよね。

私は自分のIQは知りません。
それなのに、
IQを気にしている・・・

これは何故か・・・

長男は
少し前まで、軽度知的障害でした。

それが、
療育手帳の更新で
中度知的障害に変更になりました。

前回の更新の時から、
『次は中度になるかも・・・』
と言われていたので
覚悟はしていたし、
障害者年金などの面からみても、
中度知的障害のほうが、
いい場合もある事も頭では分かってます。

でも、
『長男は軽度だから』
と、軽度を支えにして
育ててきた事は事実です。

中度になったことは
私の中ではショックだった。

という事です。

自分では、
受け入れているつもりだったのに、
そう簡単な事ではなかった・・・。

これが『障害』というもの
なんでしょうね。

新たな気づきです。

でも、
もう大丈夫です。
気付けばもう超えられます。

この本を書いて良かったと、
心から思います。

障害のある人も、ない人も、
ぜひ!読んでみてください!!

そして、
気軽に
『あの人は発達障害だから』
と言ったり、
自称、発達障害を使う人。

障害とは何か・・・
という事を今一度
考えていただけたらと思います。


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