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ヤァヤァヤァ!我が家に新しいカメラがやってきた!


いつになくテンション高めの滑り出しである。

先日CONTAX Aria を修理に出して数ヶ月戻ってこないことが確定し、カメラ庫の中のAriaの居場所がぽっかりと空いているその様が寂しくて、数日後初めてのヤフオクに手を出してしまった。そう、久しぶりに新たなメンバーを迎える運びとなったのである。

Kiev 4AMである。


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キャ、キャワゆい!


Kievはロシアンコンタックスと呼ばれているロシア製レンジファインダーのカメラである。
これまでに触ってきたカメラとは勝手が違い操作方法が斬新だ。慣れるのに時間がかかりそうだが、ボケ防止にも役立つだろう。

さっそく近所へ散歩に連れ出してみた。撮り終えたフィルムを初めてカメラ屋さんへ持ち込んでから仕上がりまでのドキドキ感と言ったらこれまでのどのカメラの時にも勝るものだった。

仕上がってきた画像より以下抜粋。


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これが記念すべき(まともに撮れてた)1枚目。

カメラ好きあるあるだと思うけど、開封一番、出かけるのも待ちきれずにとりあえず自室で別のカメラを撮ってしまった。しかも、被写体に選んだカメラがキエフ似で、非常に紛らわしいことにしてしまった。

以下、外へ持ち出して撮影。さまざまな条件下で挑戦してみた。


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そして一本目撮り終わりの画像が下の1枚である。


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ご覧の通りの多重露光。これはこれでめくるめく感じがキライじゃないけど、何如せん意図したものではない。調べてみたところどうやら犯してはならないミスのようである。


(撮影枚数以上の撮影)
 撮影枚数以上に撮影しようとすると、巻き戻しが出来なくなる恐れがあります。撮影枚数以上に撮影しないことを強く勧めます。

(「ソビエト連邦カメラ」サイトより引用)


ワオ!である。

使ってみて分かったことだが、巻き上げ以前にフィルムカウンターの問題がある。このカメラはフィルムを装填する度に自分でダイヤルを回してカウンターを「0」に設定しなければならない。その作業自体はこれまでにも経験はあったのだが、このカウンターダイヤルがカメラ背面、ファインダー脇の非常に指をかけやすい場所に付いていて、しかも軽いタッチでいとも簡単にクルクル回ってしまうのだ。そのため今回は初めての使用ということもあり、ピント合わせダイヤルと間違えてこのフィルムカウンターダイヤルをファインダーを覗きつつ何度もクルクル回してしまい、何枚撮ったのか全くわからなくしてしまった。

次に撮り終わりのタイミングである。このカメラはフィルムを撮り終えてもエンドレスでフィルム送りできてしまう。他のカメラのように撮り終わったら巻き上げられなくならないのだ。そのため撮り終えていることもわからないまま、強引にギリギリと巻き上げて何度かシャッターを押していたようだ。多重露光はおろか、危うくフィルムを引き千切ってしまうところだった。あな、おそろしや。


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Ariaが戻ってくるまでの代わりに、という想いで今回新たに手に入れたKiev4AM。ロシアンコンタックスの異名を持つとはいえ Ariaとは違い、レンジファインダーだし、付いてるレンズも53mmと広角じゃないしでまったく新たなコンセプトのカメラをメンバーに迎えることになった。

でも、このキエフを手にした瞬間になんとなくピンと来た。仲良くやって行けそうな気がしてる。操作がいろいろ斬新だから頑張って慣れていく。



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