書記の読書記録#542『ヨーロッパ思想史 ――理性と信仰のダイナミズム』
金子 晴勇『ヨーロッパ思想史 ――理性と信仰のダイナミズム』のレビュー
レビュー理性や霊性,世俗などをキーワードとした,一貫性のある思想史。主要人物だけでなくその周辺の評価にも詳しい。
もくじはじめに
Ⅰ 古代
第1章 ギリシア思想の特質
神話に現われた「霊」
ギリシア宗教の諸段階
哲学の誕生
ソクラテスの愛知活動とプラトン哲学
心身の人間学的二分法
アリストテレスの哲学体系
有名な存在論の主張
第2章 ヘブライズムの思想的特質
旧約聖書の思想
創造思想
契約思想
キリス