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撮る将・撮る碁入門

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囲碁・将棋のイベントで失敗を減らすための知識をまとめています
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撮る将・撮る碁入門(撮影総集編)

撮る将・撮る碁入門(撮影総集編)

これまで囲碁・将棋イベントの撮影について色々書いてきました。
ひと段落したので総集編として、イベントで撮影するために何をして何に気を付ける必要があるのかを、時系列で書いていきたいと思います。

前日までに
(1)操作方法の確認
 ・シャッター速度優先モード・マニュアル(絞りもシャッタ速度も自分で
  決める)モードへの切り替え方法
 ・シャッタースピードの変更方法
 ・絞りの変更方法
 ・ホワイト

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撮る将・撮る碁入門(「しっくりこない」の正体:構図の話)

撮る将・撮る碁入門(「しっくりこない」の正体:構図の話)

囲碁・将棋イベントは椅子に座って同じ場所から撮ることが多いため、ただでさえ単調になりがちです。構図を意識することである程度は単調さを回避することができるかもしれません。

「単調」の容疑者:主題が常に真ん中にいる
何気なく撮ると写真の中心に撮りたいもの(主題)が来ることが多いです。

「日の丸構図」と呼ばれる構図で決して悪い訳ではないのですが、こればかりではやはり単調になってしまいます。

おすす

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撮る将・撮る碁入門(「しっくりこない」の正体:構図の前の話)

撮る将・撮る碁入門(「しっくりこない」の正体:構図の前の話)

今回から構図の話をしていきます。
色んな構図のパターンがあり、それらを上手く使い分ける事でバリエーション豊富な写真が楽しめる訳ですが今回はそれらに共通する基本的な部分の話を。

百聞は一見にしかず
まずはこの写真を見てください。何か違和感を感じますか?

そう、囲碁と将棋の棋士が並んでる!…今回はそういう話ではないです。

この写真はかなり右に傾いています。水平が取れていない写真は漠然とした違和感

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撮る将・撮る碁入門(「しっくりこない」の正体:色・ホワイトバランス)

撮る将・撮る碁入門(「しっくりこない」の正体:色・ホワイトバランス)

サブタイトルを見て中山美穂とか竹内まりあとか思った人は同世代ですね(^ω^)

前回までで適切に露出(明るさ)とピントが調整され、写真としての体裁は整いました。それでも「前回のイベントに比べて今回の写真は何かしっくりこない」とか「あの写真みたいに綺麗に見えない」といった場合があるかもしれません。

今回からは「しっくりこない」写真の原因と対策を私が分かる範囲でお伝えしようと思います。

今回は「ホ

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撮る将・撮る碁入門(ピントを合わせろ!:被写界深度再び)

撮る将・撮る碁入門(ピントを合わせろ!:被写界深度再び)

前回ピントに関する説明をしましたが、これは被写体が一人の時を前提にしていました。これが二人以上になるとピントが合う範囲(被写界深度)について気にしておく必要があります。

絞りの説明の時に書いたように絞りを絞ると被写界深度が深く(ピントが合う範囲が広く)なります。絞り以外にも被写界深度に影響を与える要素があります。まとめると下図の通りになります。

どうしてこうなるのかは大変難しい(※)ので省きま

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撮る将・撮る碁入門(ピントを合わせろ!:基本編)

撮る将・撮る碁入門(ピントを合わせろ!:基本編)

前回までで「鑑賞に堪えうる、明るすぎず暗すぎない」写真が大体撮れるようになりました。しかしピントが合っていなければ、写真も伝えたいこともボヤけてしまいます。

今回からはピントを合わせる事について話していきたいと思います。

ピントの合わせ方
古いカメラは手でレンズを回すことで、どこにピントを合わせるか調整するしかありませんでした。
現在もこの方法が使えるカメラは多いですが、(特に動くものを撮影す

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撮る将・撮る碁入門(光の量をコントロールする:まとめ)

撮る将・撮る碁入門(光の量をコントロールする:まとめ)

今回はここまでのまとめと、実際にイベントで撮影する時にどうカメラを設定するか書いていきたいと思います。

その前に
ここまでずっと分かりやすさのため「光の量」という言い方をしてきましたが一般的には「露出」と言います。
光の量が多すぎる写真は「露出オーバー」少なすぎる写真は「露出アンダー」という言い方をします。
また露出をどの程度カメラに任せるかを設定することができ、一般的には以下の種類があります。

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撮る将・撮る碁入門(光の量をコントロールする:センサー感度編)

撮る将・撮る碁入門(光の量をコントロールする:センサー感度編)

光の量をコントロールする3要素の最後の一つ、センサー感度について説明していきます。例によって「変化させた時(光の量以外に)何が変わるか」「光の量を多くしようとすると(センサー感度の場合は、センサーの容量を減らすと)どうなるか」を中心に書いていきます。

センサー感度・画質(写真上のノイズ量)が変わります。
・センサーの容量を減らすと(センサー感度を上げると)、画像にノイズが増えます

以下はISO

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撮る将・撮る碁入門(光の量をコントロールする:シャッタースピード編)

撮る将・撮る碁入門(光の量をコントロールする:シャッタースピード編)

今回は3要素(絞り・シャッタースピード・センサー感度)のうち、シャッタースピードの話です。前回と同じように「それぞれを変化させた時(光の量以外に何が変わるか」「光の量を多くしようとするとどうなるか」を中心に書いていきます。

シャッタースピード・写真がブレる可能性が変わります。
・より光を多く取り込もうとすると(シャッタースピードを遅くすると)ブレる可能性が高くなります。

ブレとは撮影対象(被写

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撮る将・撮る碁入門(光の量をコントロールする:絞り編)

撮る将・撮る碁入門(光の量をコントロールする:絞り編)

前回、光の量は3要素(絞り・シャッタースピード・センサー感度)でコントロールすると書きました。

今回から3要素をどのように使うかを「それぞれを変化させた時(光の量以外に何が変わるか」「光の量を多くしようとすると(※)どうなるか」を中心に書いていこうと思います。
※囲碁や将棋のイベントは室内が多いため、光が足りないことはあっても多すぎることはほとんど無いです

1回で3要素まとめて書こうかと思った

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撮る将・撮る碁入門(写真の基礎知識)

撮る将・撮る碁入門(写真の基礎知識)

マナー的な部分の説明が終わったので、いよいよ写真に関する話題に入りたいと思います。今回は今後の説明を理解しやすくするために、基本的な用語・概念の説明です。

分かりやすさを最優先にするため、正確さをかなり犠牲にしていますがその辺りはご容赦ください。

写真の(ものすごく)基本的な原理

乱暴なまでに簡略化して言うと、カメラ内に光の入れ物が多数あり、そこに溜まった光の量に応じて「明るい」「暗い」を表

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撮る将、撮る碁入門(序文・技術の前に)

撮る将、撮る碁入門(序文・技術の前に)

序文
夏になり将棋まつり、囲碁まつりも盛んに行われています。

昨今は撮るファンも随分増えていますが、写真撮影の知識が無い故に困っておられる方を時々お見掛けします。そこで私のできる範囲で将棋・囲碁のイベント撮影に関する知識をまとめてみようと思います。

尚、動画の撮り方に関しては触れません。私自身 動画撮影に関するスキルは持ち合わせていない上、将棋イベントでは動画撮影禁止の場合が多いためです。

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