撮る将・撮る碁入門(撮影総集編)
これまで囲碁・将棋イベントの撮影について色々書いてきました。
ひと段落したので総集編として、イベントで撮影するために何をして何に気を付ける必要があるのかを、時系列で書いていきたいと思います。
前日までに
(1)操作方法の確認
・シャッター速度優先モード・マニュアル(絞りもシャッタ速度も自分で
決める)モードへの切り替え方法
・シャッタースピードの変更方法
・絞りの変更方法
・ホワイトバランスの変更方法
・オートフォーカスエリアの変更方法(詳細)
(2)カメラの設定
・シャッター音が小さくなる(サイレントモード・先幕電子シャッターが
ある場合)モードに設定
・センサー(ISO)感度の設定(ISO AUTOで最高どこまで上げることを許す
か)。さらに事前に各ISO感度で試写してどこまで画質悪化を許容でき
るか確認すること。(詳細)
・シャッタースピード優先モードにして200分の1秒に設定(詳細)
・オートフォーカスを指定したポイントでピントを合わせるモードに設定
(詳細)
・顔認識、瞳認識機能があればONにする(詳細)
当日(イベント開始前の会場)
(1)ステージを試写して明るさを確認
設定したシャッタースピード、センサー感度設定では暗くて取れない場合は設定を変更
・ブレる可能性が高くなってもいい場合→シャッタースピードを遅くする
・画質悪化してもいい場合→より高いセンサー感度まで使えるようにする
(2)ホワイトバランスを設定する(詳細)
・カメラの操作にまだ慣れていない場合→選択式(白熱電球・蛍光灯など
のモード)でイメージが近いものを選択
・太陽光が入らない場合→ステージ上の白い物(盤側の布やイベントの
看板など)でホワイトバランスを調整
・太陽光が入る場合→入らない場合と同じやり方でこまめに調整するか、
諦めてオートホワイトバランスにする
イベント開始後
(1)人の視線をカメラ、自分の体で邪魔しないようにする(詳細)
(2)構図を意識して撮影する(詳細)
・三分割構図、日の丸構図etc
・ズームやアングルでさらに変化を付ける
(3)距離の離れた二人を撮影する場合(詳細)
・マニュアルモードに変更し、絞りを絞る(値を大きくする)
(4)太陽光が入る会場の場合
・明るさとホワイトバランスが変化するので適宜対応
次回からは知りたい方も多そうな「カメラの選び方」について書いていきたいと思います。
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