【転職物語】新卒1年で退職・転職してよかったこと

前職は新卒で入社してから1年強で退職した。
当時は短期離職なんて「我慢が足りないだけ?」「あとあと困るのでは?」とすごく悩んだけど、結果として正直転職に1ミリも後悔しておらず、あのとき思い切って本当によかったと思っている。

なぜ辞めた?

前職はいわゆる日系大手の大企業。
年功序列や終身雇用を地で行っている伝統的な会社。

就活当時はそのような会社で勤め上げることを良しとしていたが、実際に入社してみると、
 向上心が感じられない先輩
 窓際族のおじさん
 ずっとおしゃべりしてばかりの事務職
など、「ここで成果を上げる!」という意欲が薄れてしまうような環境だった(言い訳かもしれないが…)。

加えて、自分に割り振られた業務をどうしても許容できず(その部署で今後やっていくための下積み、ひたすら事務作業)、貴重な20代をここで終えてしまうのはもったいないという思考から退職・転職に踏み切った。

まとめると、

  • なりたいモデルがいなかった。むしろここにいるとこうなるというモデルに危機感を覚えた

  • 仕事内容、配属先が希望ではなかった。貴重な20代を下積みで終えるのはもったいなさすぎる(若くて体力のある20代にゴリゴリ働いて、実績やスキルを磨きたかった)

  • 大学時代の友人と比較して、若いうちの給与がかなり低かった。福利厚生が手厚く生活はできるが、あまり余裕のある水準ではなかった。


転職してよかったこと

転職理由にもなっているように、バリバリ働いて経験やスキルを積みたかったので、裁量大きく働ける会社の営業職を志望して転職活動を行った。

ご縁があって3社ほど内定をいただけたうちの1社に入社したが、退職検討理由をすべて反映した結果となった。

  • 経験・スキル:場数をこなして高速にPDCAを回しながら経験を積み重ねている。裁量が非常に大きく、その分責任も伴うが、決定・決断の回数が自分を成長させるという考えに沿い、成長できていると感じる。

  • 周りの環境・人:成果を出せない人は切られていく環境なので、日々みんな切磋琢磨して仕事をしている。また、年齢を重ねるほど尊敬できる方が多く、そういった意味でも良い環境に身を置けていると思う。

  • 年収:終身雇用ではなくなってしまった分、給与水準は上がった。また、成果に応じたインセンティブ制なので、成果を出すだけ給与に反映される点も非常に魅力的。


雇用の安定はなくなったけど、スキルを高めて自分でキャリアを作っていく働き方を選ぶことができたので、これからも悩み考え抜いてキャリア形成を行っていく。

2022.05.23. Mon.

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