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テクノロジー「初期の宇宙時間」





【スローライフ】


米シドニー大学で行われた研究で
宇宙が誕生して10憶年後位の世界は
時間の流れの速度が現在の
5分の1程度だった事が解りました

この事が解かったのは
宇宙誕生からわずか10億年の時の
ブラックホールから発せられる
クエーサーを観測したからです。

クエーサーとは
物質がブラックホールに近づくと
ソフトクリームみたいな回転をし
徐々に勢いをつけ先端で飛び出す物

物質がブラックホールの重力で
どんどん引き寄せられていくと
そのまま吸い込まれると思いきや
実際吸い込まれません。

理由がブラックホールには
事象の地平面と言うのがあり
これの範囲がとても小さいですが
ここを越えると脱出不可能になります

しかしブラックホールに
引き寄せられる物質は
事象の地平面が小さいので
そこに命中せず側を通り過ぎます。

そしてまたブラックホールの重力で
通り過ぎた物質の速度が徐々に落ち
弧を描いて勢いを増し接近し
また通り越してまた接近します。

すると徐々に円軌道が縮まって
ソフトクリームみたいな軌道になり
先端で最小円軌道になり
飛び出す現象がクエーサーです。



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【加速度膨張】



今回観測されたクエーサーは
128億光年先のクエーサーで
このクエーサーを見てみたら
光の速度がとても遅かったのです

この光の速度を計算すると
現在の5分の1の速度しかなく
宇宙が誕生してから10億年後は
今より時間の流れが遅かったのです

波長と言う波が光にあり
光が強くなったり弱くなったりして
この運動を繰り返しながら飛ぶと
光が波みたいに見える現象です。

この波長は
本来一定の波で進むのですが
宇宙が膨張してるからそれに釣られ
波長も引き延ばされていきます。

更に波長の伸び方も
2倍3倍と本来伸びてくのですが
遠くになればなるほど波長が
2倍3.5倍8倍と反比例して伸びます

今回観察したクエーサーの光は
この波長と言う光を観測して
そこから宇宙の膨張速度を引いた
光の点滅間隔が現在の5分の1でした

しかし128億年前に行けば
時間の流れが遅かろうが
現在と同じ感覚のままなので
そこで1秒数えても1秒になります。


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【光の速度】


光の速度は
どんな状況でも一定の速度を保ち
勢いをつけて物体から光を出しても
その物体の速度が加算されません

つまり光の速度の物体から
光を放ったとしても
光の速さが2倍にならず
1倍のままなのです。

例えば光の速さに物体が
だんだんと追い付いて行いき
このままだと光の速度を追い抜く
超速度に達しようとします。

すると宇宙は
光を追い越そうとする物体に対し
徐々に時間の流れを遅くしていき
光の速度にしないようにします。

それでもその物体が
光の速度になってしまうと
物体の時間の流れが止まってしまい
宇宙が光を追い越させてくれません

だとすると我々は
どう頑張っても光速以上出せず
光速より早く膨張する宇宙の果てに
たどり着く事が不可能なのです。

なので今回発見されたクエーサーは
120億年間加速度的に膨張した
宇宙の所にあるからとっくに
光より早く遠ざかって行けません。


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