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本日の鈴木心写真館:6月9日 #3 「最期のためだからといって、最後とは限らない!」の巻

6月9日3組目はご近所にお住まいのお客さま、惠子さん。お正月の写真館スペシャルの際に近くを通られて写真館を知り、お申し込みいただきました。

「鈴木先生に撮ってもらうと自慢したんです」
若々しい惠子さんですが、来月お誕生日で古希を迎えるそう。「いざという時のために残しておける写真がほしいなと思って。先生に撮ってもらうと言ったら、娘にもいいねと言われました」いざという時はまだまだ先のことかとは思いますが、まずはその雛形になるようなお写真を、撮らせていただきましょう!

「銀座に都電があったころ」
冒頭は、惠子さんが働かれていた当時のお話などをしながら。銀座松屋に勤務され、歌舞伎役者さんや俳優さんのような特別なお客さまを担当。当時は都電が地上を走っていたのだそう。「銀座に何もなかった頃があるのよ」と、変動の大きな時代を歩まれてきた惠子さんのお話は興味深く、ついつい聞き入ってしまいます。

「ジェーン・バーキン的な」
「こんなに汗をかいていて大丈夫かしら」とおっしゃっていましたが、髪上げる仕草もファッションも素敵な惠子さん。「ジェーン・バーキンみたいだよね」という鈴木の言葉通り、洗練されていてスタイリッシュな方です。得意な楽器は?と聞くと、「ギター」と即答。「習っているんですけど、先生がロッカーだから、ツアーになると練習できなくって」と本格的です。

「お見合いした日にね……」
「若い頃、叔父に勝手にお見合いを設定されてね、その当日に吐血してお取引先の病院へ運ばれたの」と、驚きのお話を教えてくださった惠子さん。「もちろん破談になって!でも、そんなことがあっても幸せになれるんですよ」と、笑っていらっしゃいます。よい月日を重ねられてきたからこそ、笑いに変えられているんですね。

「女の人生、56歳がいちばん!」
これまでの人生でたのしかったのはいつかと伺ってみると。「出産や子育てが終わって、また自分の人生が戻ってきた!という頃。体力も今よりありましたしね。“美魔女”と呼ばれる人たちも、それくらいの年齢でしょう」とおっしゃっていましたが、今もたいへん素敵です。惠子さんのお話をうかがっていると、今後の人生がたのしみになってまいりました!

「自分ではわからないから」
選んでほしいとおっしゃる惠子さん。自分の顔は、なかなか客観視できないものです。いきいきとした素敵な笑顔の一枚に決定!他者から見て魅力的であり、なおかつその方らしさのあるお写真をご提案できること。これも、写真館の素晴らしさだと思います。

額装したお写真には、ひと足早い、ハッピーバースデーのメッセージを添えて。大変気に入っていただけたご様子。帰り際は、最近鈴木が聴いているカーペンターズのお話でもひと盛り上がりです。

「今度、主人と来ようかしら」
いつか来る最期のための写真の撮影とおっしゃっていた惠子さんですが、帰り際にはこんなお言葉も。ぜひ、旦那さまにもお会いしてみたいです!何度でもいらしていただければ!アップデートを重ね、たくさんのお写真で人生を飾っていただければ幸いです。またお会いできるのを、たのしみにしております!(記事:末松早貴 写真:黒羽政士)

※鈴木心の手による実際の写真を、鈴木心写真館のInstagramで展開中。気になる方は、下記からご覧いただけます!

人生を飾るお写真を、鈴木心写真館で!皆さまのご来店、スタッフ一同お待ちいたしております!お申し込みはこちらから!6/17(日)午後に少し空きがございます(※6/11現在)。

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