本宮山ヒルクライム【ロードバイク】
普段は静岡県内で自転車を楽しむ私ですが、
今回は隣県の有名サイクリングロードの本宮山を取り上げます。
さて、私がエントリーしている志賀高原ヒルクライムも残り1ヶ月をきり、強化のため追い込みの時期に入りました。
それでは今回登るコースレイアウトの概要は以下の通りです。
距離
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40km
経路:桜淵公園ー国道301号線ー本宮山スカイラインー道の駅つくでー桜淵公園
登坂距離:10.29km、登坂高度:695m、平均勾配6.7%
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志賀高原ヒルクライムより距離は短いですが、
登坂高度や勾配は大会コースレイアウトと近しい数値で、
大会当日を想定した練習にもってこいです。
いい追い込み練習になりそうだ(T_T)
前置きが長くなりましたが、本宮山ヒルクライムのコース紹介に進みます。
桜淵公園から山方面へアップがてら平坦道を進み、新東名高速道路高架をくぐる直前からいよいよ登りが始まります。このあたりの勾配はいきなり7%!大粒の汗が体から噴き出てきます。
序盤は道がきれいに舗装されており、
時々傾斜が緩む箇所も多いため軽快に登ります。
しかし道中に突如として登り勾配9%を表す看板と滑り止めのグルービングが現れます。
この2点が登場する、即ち激坂の証しです。
自分はこの急坂よりもっときつい坂を登ったからこの坂も登れると自己暗示をかけ、なんとかパスします。
次に本宮山スカイライン入り口を入ると、勾配7%以上の坂に再び襲われます。
途中平坦も1カ所しかなく休む箇所がまったくありません。
あまりにも急勾配のため平坦が下り坂と錯覚してしまうほどです。
また滑り止めを兼ねてなのか舗装が粗く、
さらに終盤は疲労で失速気味でした。
特に終盤は秋葉山上社の道を彷彿させるほどの勾配があり、
ダンシングも交えながら登るうちに、
ついに頂上の砥鹿神社駐車場へ到着します。
登りに疲れ、本宮を目指すほどの余裕はまったくなかったですが、
道中に新城・豊川の街並みを一望できる景色を一目見た時には、ここまで頑張ってよかったと安堵感や達成感で満たされます。
気持ちのいい風を感じながらダウンヒルをすれば、あっという間に道の駅つくで手作り村へ到着します。
カーブ半径も大きいため見晴らしもよく、スピードに乗った爽快なダウンヒルを楽しむことができる道でした。
本宮山は比較的登りやすく、後半の疲労が貯まった頃に登り応え抜群な急坂が待っているため、
非常にいいトレーニングができます。
もちろん本宮山のみ楽しむのではなく、さらに山道を進んで三河湖を含めた周回コースや浜松市引佐方面からのルートなど組み合わせることで、さらに強度の高い練習が積めるでしょう。
ぜひ一度本宮山にチャレンジしてください。
番外編
トレーニング後はおいしいご飯を求めて道の駅もっくる新城へ。
もっくる新城は東名阪の高速バスを利用された方なら一度は立ち寄ったことがあるかもしれません。
新東名高速新城インターを降りてすぐの場所にあり、食堂・土産物店が併設された大きな道の駅で、
朝食の卵掛けご飯と柔らかな唐揚げが名物です。
みやげものや地場野菜・パンやおにぎりも販売しています。
はみ出す大きな具が入ったパンやおにぎりは見た目・味・食べ応えも抜群ですのでぜひ一度ご賞味あれ!