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家での勉強について②          英語が苦手な【中学生】必見です編

このシリーズでは自宅での勉強方法や取り組み方で個人的に効果が高かった感じるものについてお話していきたいと思います。

前回は
○人に説明する(アウトプットをする)前提で授業を受ける
○説明する相手は自分自身でもいい(自分は騙せないので)

こんなお話をさせていただきました。

今回はシリーズ第二段としてお話をしていきたいと思います。
今回のおすすめの勉強は音読と声に出すことです。

生かせる教科とそうでない教科があるようにも思いますが、前回の「自分に説明する」というところにも関わってきます。

一番効果があるなと感じている教科は英語です。

どういうこと?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

まず、英語の教科書にある内容を声に出して音読してみてください。

東北大学加齢医学研究所教授で脳機能開発が専門の川島隆太氏によると、音読をすることによって脳が働きやすくなり、音読直後の記憶の容量は何もしない時と比べて20~30%増えるそうです。眉唾ものと思われる方もいらっしゃると思いますが、本当におすすめです。

さらに耳栓をするのがおすすめです。


医学博士の福井一成氏は、「耳栓をして」音読をすることは記憶の定着に良いと主張されています。
耳栓をすることでいつも聞いている自分の声とは異なる声のように感じますよね。骨伝導により自分の声が頭の中で大きく響くため集中力が高まるようです。


音読をする際の発音はできるだけでいいです。(とにかく正確に読もうと頑張ってみても疲れてしまっては元も子もないので。)
ポイントは恥ずかしがらずに声を出すこと。ささやき程度でもいいので声に出してください。
3周で内容を覚えてしまう人もいれば、10周で内容を覚えられる人もいると思います。もっとかかる人もいるかもしれません。ここの部分は個人差があるので気にしなくて大丈夫です。
個人の体感ですが、耳栓をしていることで少ないテイク数で暗唱できます。耳栓ありとなしで是非比べてみてください。

自分は学生時代に耳栓をして音読することを実践していたのですが本当に記憶の定着が捗りました。体感的なものだと思っていたのですが、川島教授や福井氏の裏付けが出てきてどうやらこれは思い込みではなかったと感じています。

暗唱できるぐらいまで音読してみてください。教科書に書いてある文章を暗唱してしまうと不思議と「イディオム」や「文法」の穴埋めが難なく答えられるようになってきます。

すごく雑にいうと頭の中にカンニングペーパーがある感じです。
合法的にカンニングできる感覚でしょうか。

英語が苦手で仕方がないほど真剣にやると効果が大きいです。
リスニング能力も上がると体感しています。

リスニングに関して言えば、人間は基本的に話せる音を聴き取れるようになっていますなので自分が話せる英語の数を増やせば、リスニングで聴き取れる単語の数も上がります。

ちょっとしつこいですが、英語が苦手な人ほど真剣に耳栓をして音読に取り組めば点数が嘘みたいに上がります。


騙されたと思って試してみてくださいね!
本当にすごいので。真剣にやり込んだらしっかり結果が出るはずです。
(全人類に効果があるかどうかの裏付けは取れていないのでその部分はご勘弁ください。)

英語の授業が好きになれない人も嫌いじゃなくなるぐらいの効果があると個人的に思っています。

授業が充実すると不思議と学校生活も充実しやすくなる傾向にあり、苦手意識のある授業が苦手でなくなると学校生活がより充実したものになることが多々あります。
「自分の工夫次第で生活は充実させることができる」
そんなきっかけを掴んでもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。

まずは英語から頑張ってみませんか?
英語は語学です。語学ということはもう英語で話している人が世界にはいます。人とコミュニケーションをとれる方法が多くなることは悪いことではありません。
未来の自分のために今の自分の時間を投資してみませんか?

学校が始まった人も、まだ始まっていない人も、2022年のいいスタートがきれますように。


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サポートしていただけたら、実験用具を買うか、実験用の薬品を買うかまだ決めていませんが、生徒さんたちと授業のために使いたいと考えています。