抑揚のない気持ちで筍と向き合う
私が住んでいるところは田舎っちゃあ田舎です。
そこここで山菜や筍の話がリアルですし、米や柿や筍はお金を出して買わないという主婦も多いです。
親戚が農家、実家が農家という友達もわりといます。
我が家はそうでもなく、米も柿も買います、が、筍はもらいます。
親戚が山を所有しているので、高齢化とはいえどもほぼ毎年頑張って山で筍を採ってくれて、たくさん分けてもらえます。
ありがたいですね。
ありがたいですよね。
しかし、大変なところもありますよね…。
筍茹で、ここ最近はようやく自分でやれるようになりましたが、最初の頃は義母がもう茹で終わった水煮筍を私たちに分けてくれていました。
でも掘り立て新鮮な筍が来たタイミングで分けてもらうことが多くなると、それは喜んでばかりはいられません。義母に依存せずとにかくさっさと自分で茹でないといけません。
鮮度が命。
掘り立ての筍の柔らかさとエグ味のなさを経験したらそれはもう、鮮度が命なんです。
今年はありがたくお友達からも掘り立てをたくさんいただき、筍ウィークが終わらないのです。
新鮮筍を短時間茹でて水に晒し、いろんな料理に活用です。
しかし、そろそろネタ切れです。
筍ご飯
筍カレー
筍汁
筍の煮物
焼き筍
筍の焼き漬け
さしみ筍
天ぷらは今年はやる気がありません。
身欠きニシンとフキと筍の煮物もやる気がありません。めちゃくちゃ好きなんですけどね。
筍は残り3本分。
ご飯と焼き漬けは何度でも美味しくいただけるのでリピ確定ですが、そろそろみんな飽きてくる頃なんですよね。
木の芽和えは食べたいけど、山椒の葉をそのまま混ぜて焼くほうが手間も省けていいかな。
青椒肉絲的なものはいいかもね。
肉と野菜と炒める、あ、これも結構やってるわ。
今日も筍、昨日も筍。
明日も明後日も筍。
ちょっとずつ飽きないように工夫をしながら、ありがたい手間暇のかかる時間を満喫しています。
わーいわーい筍だ!という気持ちは筍がもらえると聞いた時がピーク。
その後はひたすらに坦々と作業、そして地道にレシピのアイデアを捻り出すのみです。
調査の結果、本日以降の筍案は以下です。
キムチ筍
サバ缶と筍の味噌汁
筍のガリバタ醤油
加えて筍ご飯もまた仕込みます。
みなさんも、筍が手に入ったらいろいろと捻り出してみてくださいね〜。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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