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日本の子どもの幸福度のために出来る事 【ユニセフ調査・最低水準という衝撃を受けて】

子どもが教える学校は、子ども達が自分のテーマを授業にし、先生となる学校です。私はそこの校長をしている、鈴木です。

さて、昨日目を疑うニュースが飛び込んできました。

先進・新興国38か国で幸福度を調査したところ、日本は「身体的健康」では1位で、「精神的な幸福度」ではワースト2という結果が出たというニュースです。

子ども達の低い幸福度

あくまでランキング上ですが、身体はどこの国より健康なのにですよ、ほぼ最下位の精神的な幸福度・・どうしてこんなことに・・

私は昨日このニュースを見て、思わず固まってしまいました。
感じるより先に、涙がつーって流れました。

専門家の方は、いじめや子どもの貧困など原因を分析して発信されていますよね。

確かに、それらもあるでしょう。でも、もっと日常的なところに原因があるんじゃ、そんな気が私はしてなりません。

とにかくなんて悲しい事だろう、ってね。

一人の母親に過ぎない私だけど、やれることは何でもやろうってそう決意をした昨晩でした。


何を手掛かりにしていけばいいか


そうやって世の中に働きかけていく中で何をしたらいいんだろう、そう思いますよね。

私はその時、ひとつのヒントとなるのが、「子ども達の声」だと思います。


ご覧ください、下記は過去の子ども先生たちのメッセージです。

・社会にはルールはいらない本当に必要なのは「思いやり」
・僕たち「人間が絶滅危惧種」だとしたらどう思いますか
・なんで数学の方が問題をショートカットできるのに、「小学校では学ばない」の
・大人はなんで嫌いな仕事をいつまでも「辞めないの」
・「設計図のない」ほうが物作りは断然面白い


これらをひとつひとつ取り組んでいったら、世の中ってぐっと良くなるんじゃってワクワクしませんか。

すぐに実行できないこともあるかもしれません。


だけれども、
大人のように長年「この今の世界」が当たり前になっている視点じゃなく、まだ若いフラットな彼らの視点はとっても斬新で示唆に富んでいるのです。

今をよりよくするヒントがたくさん眠っているはずです。


子ども達のメッセージから見えてくる逆のこと


逆に言うと(結構ここ大事)令和という新しい時代を今生きようとしている彼らにとっては、昭和の名残がまだほのかに残っている現代は生きづらい部分もあるのかもと感じます。


彼らの幸福度をあげるために、学校・教育・制度・補助金・親の働き方などなど改善すべき点はいくつもありますね。


とはいえ、もっと身近なところから今日から子ども達の幸福度を1メモリでもあげるために私たち大人ができることって何でしょうか。


(ちょっと考えてみてください・・^^)

私はそのひとつが「聞く」ことだと思います。

相手が自分の心からの思いを聞いてくれると人は安心します。

まわりは味方だと思えます。

大人なりの経験や知見、偏見、思い込み、それらを一旦なしにして、彼らの話を聞いてみてください。

聞いてくれる人がいないと・・・


どんなに本気で話しても茶化されてばかりいると、彼らは「声をあげること」をそのうち辞めてしまうでしょう。

そうやって、自分の思いや主義主張をぐっとこらえることが「大人になることなんだ」と勘違いしてしまう子もいるかもしれません。

(あぁ、子ども達の輝きが・・涙)


人は話を聞いてくれる人、本当に理解してくれる人がいないと、「あきらめ」「くじけて」しまう生き物ですから。

それは子どもだけでなく、大人も全く同じです。


というわけでわが子の小2息子に聞いてみた



というわけでわが家の小2息子に、このユニセフの調査結果の感想を聞いてみました。3分ほどの音声です。
1:28-1:38ほどの10秒に格言吐いてます・・
▼音声はこちらから


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子どもが教える学校 主宰 鈴木深雪

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