「おさかな小学校」をはじめます。
※日本サステナブルシーフード協会の記事の転載です(元記事はこちら)。
豊かな海、海にかかわる人々の暮らし、美味しい魚。
守りたいな~、未来に残したいな~
そんなふうに思ってはじめた「サステナブルシーフード協会」ですが、
じゃあ、どうやって?
ということを、ずっと話しあってきました。
毎週金曜日にメンバー3人でオンラインで集まって、
あーでもない、こーでもない、とやってきたのですが、
協会の活動の第1弾として、
子どもたちと親たちに向けて、
「おさかな小学校」というプログラムをはじめることにしました。
毎月「かつお」とか「いか」といったテーマを決めて、
生き物としての魚の話や、
海の環境の話や、
漁業の話や、
昔と今のつながりの話や、
命の循環の話を、
子どもたちの目線でお話します。
たとえば、昼と夜で魚のいる場所はどう違うか?
たとえば、魚をとる網はどういう仕組みになっているのか?
たとえば、昔はどうやって魚をとっていたか?
日本は、海に囲まれた島国です。
でも、海のこと、魚のこと、身近なはずなのに、知らないことばかりではないでしょうか?
おさかな小学校は おさかなを通じて
日本を囲む海との つながりを学ぶ学校。
魚のマニアにならなくても、
スーパーでアジ、サバ、イワシの区別くらいつく子どもを増やしたい。
誰がどんなふうに獲ったか、少しだけ想像できる子を増やしたい。
そんなふうに思っています。
2021年4月の開校に先立ち、
2月20日、27日、3月6日、13日の朝9時~9時30分にて、
計4回の「お試し授業」を開催します。
テーマは「まぐろ」です。
先日、世界1周の航海から戻ってきたばかりの遠洋マグロ漁船「第1昭福丸」の水揚げ現場にてみっちり取材してきました。
まぐろのお刺身の背景にあることは、
びっくりすることばかりです。
お試し授業に限り、参加料は無料です。
お試し授業だけでも、めちゃくちゃ勉強になると思います。
興味のある人は、誰でも大歓迎です。
小学生を対象としていますが、
未就学児のお子さんでも大丈夫です。
「大人だけど参加したい!」という方のために、
大人の方もYouTubeライブなどで参加できるよう計画しています。
ホームページの「お申込み」ページからお申込みください。
子どもたちが楽しめるよう、クイズをたくさん用意しています。
ぜひ、ご家族で、ごきょうだいで、お友達も誘って、ご参加ください。
みなさんのご参加をお待ちしています!!
日本サステナブルシーフード協会/おさかな小学校
校長 鈴木允 副校長 川合沙代子 水先案内人 青木信之
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?