上級|余白を整える

字を書く時、点画(線)ばかりに目がいっていまいがちですが、視点を変えてみることも大切です。

線で囲まれた空間(余白)の形を見ます。
その空間(余白)の形を整えるように書くと全体も整ってきます。

線を平行に均等に書いていても、空間(余白)の形が歪だと「なんか変」になります。

点画の微妙な距離(数ミリ、ミリ以下)や微妙な角度で字形は変わります。
線を見ても良くわからないときは、空間(余白)を見てみてください。

文字の中の空間については筆跡心理学でも特徴として多く取り上げらており、空間(余白)が狭すぎると窮屈な文字に見えたり、広すぎると野暮ったいような幼いような文字に見えるといわれています。

是非、余白にもこだわってみてください!



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