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ステイホームな映像制作

2020年5月15日の備忘録。


新型コロナウィルスの拡大を防ぐため、政府は緊急事態宣言を発令。自治体からは一部の業種に営業自粛要請が出されました。

ステイホーム、ソーシャルディスタンス。

映画の現場では、大人数が一箇所に集まる撮影が非常に難しくなり、映画館が営業を自粛しているので作品を観てもらうことも出来ない。テレビ番組、テレビCM、その他の映像制作の現場も同様でしょう。

実際、僕が関わっていた企業のwebムービーを制作する仕事も中止になってしまいました。昨年撮影し、引き続き仕上げ作業をしていたショートフィルムを3月末にギリギリ完成させることが出来たのが、不幸中の幸いと言ったところ。4月、5月に予定されていた仕事は中止や延期が相次ぎ、周りのスタッフからも嘆きのメールが届いています。

ハリウッドですら撮影再開の目処が立たない、そんな状況下でも、少しずつ新たな映像制作の動きが全世界的に始まっています。この新しい試みの一部を、記録として残しておこうと思います。
(順不同、思いつくままに。期間限定配信のものも少なくないので、リンク切れはご容赦ください)


短編映画(日本)
『カメラを止めるな!リモート大作戦!』本編
2018年に大ヒットした映画『カメラを止めるな! 』の短編スピンオフ。上田慎一郎監督とキャストが再結集し、完全リモートで制作。


朗読劇(日本)
12人の優しい日本人 を読む会
三谷幸喜氏の傑作舞台『12人の優しい日本人』を、東京サンシャインボーイズらがオンラインで読む生配信。(アーカイブあり)


短編映画(インド)
Family - A Made At Home Short Film
インド映画界のスターたちが自宅で撮影したものをつなぎ合わせて制作した短編映画。


短編映画
『きょうのできごと a day in the home』
行定勲監督が6人の若手俳優と共にリモートで作った短編映画。「オンライン飲み会」という設定にリアリティーがあります。


演劇(日本)
「背景でがんばって臨場感出す演劇」【劇団テレワーク】
YouTubeで視聴者のコメントを拾い、その場で演技を進めていく即興演劇。視聴者が演出という趣向が新しい。


短編映画(アメリカ)
Shadowed - Short Horror
『シャザム!』のデヴィッド・F・サンドバーグ監督が、女優である自分の妻と共に自宅で撮影した短編ホラー映画。


ミュージックビデオ(アメリカ)
Thao & The Get Down Stay Down - Phenom
ウイルスの影響で予定していたMVの撮影が急遽中止になり、Zoomを使った撮影に切り替えて生まれた作品。


連続動画
Boss Bitch Fight Challenge
女優ゾーイ・ ベルが始めた、豪華女優陣とスタントウーマンによるアクションリレー動画。


おまけ
It's Time to go BACK TO THE FUTURE! | Reunited Apart with Josh Gad
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のキャスト、スタッフが一堂に会したチャリティー動画。豪華。


並べてみると、リユニオン系の映像が多いなあ。
好きだけど。




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